人間の仲間とも言うべき、猫のルーツについての動画です。
This is a video about the roots of the cat, which should be considered a companion of humans.
なお、動画内の画像は、猫や犬の祖先やルーツについてのの画像ではありません。
The images in the video are not images about the ancestry or roots of cats or dogs.
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猫はもともと狩りをする野生動物です。
その祖先は約4000万年前頃の「ミアキス」という肉食獣です。
ミアキスとは
体長約30cmで、長くほっそりした胴体や、長い尾、短い脚など、イタチあるいは、フォッサなどに似た姿であったようです。
後肢は前肢より長く、骨盤はイヌに近く、四肢の先端には、引っ込めることのできるかぎづめを備えていました。
その中に犬と猫の祖先がいて、その祖先から猫と犬の2大グループが分かれました。
犬は2300万年頃から平原で生活するようになります。平原だと隠れる場所がないため、獲物をとことん追いかけて、疲れさせてから集団で襲う、という狩りで生活するようになりました。ここで、犬と猫との違いが生まれました。
一方で猫のグループは、ネコ科の共通の祖先であるプロアイルルスへ分かれます。
プロアイルルスとは
プロアイルルスは、体重10kgほどの動物で、体型はネコよりも現在のフォッサに似ていたといわれています。
ミアキスの時代から森林で生活しており、するどい爪を使って木に登り、隠れながら獲物を待ち伏せして、瞬発力で小動物を捕らえて食べていました。
さらにここから、60~90万年前に、アフリカやアラビア半島の砂漠に、今も現存しているリビアネコ(リビアヤマネコ)に分かれ、これが現在のイエネコの直接の祖先とされています。
リビアネコ(リビアヤマネコ)とは
体格はイエネコよりもやや大きく、しっぽも太めで、砂漠の生活に適応するため、暑さに強く、少しの水でも生きられる特徴をもっています。
イエネコと比べて足が長く、毛は短めで明るい褐色であり、縞模様は不明瞭、尾は長く先が細いのが特徴です。体長45~80cm、体重3~8kg、尾長は30cmほどです。
古代エジプトでは、小麦や大麦などの栽培が盛んで、貯蔵している穀物をネズミの害から守るため、リビアネコが飼われていたとされていて、これがペットとしてのイエネコの起源とされています。
3,600年ほど前の絵画に、人間と暮らす様子が描かれており、彫像やレリーフなどの出土品が見られます。ギザの墳墓からミイラとなったネコが約190匹発見された例があり、一部は大型なためジャングルキャットのものとされますが、大半はリビアヤマネコもしくはイエネコのものと推定されています。
なお、地中海のキプロスの9,500年前の遺跡から、人間とリビアヤマネコと推定される骨が約40センチメートル離れて、同じ向きで出土した例があり、これをもって最古の飼育例とする説もあります。
イエネコとは
イエネコはリビアヤマネコを家畜化したもので、人慣れして、野性味が薄れましたが、体格、体の機能などはリビアヤマネコの特徴を強く残しています。
人間が農耕を行うことになると、穀物倉庫などに現れるネズミや野ウサギを捕食してくれる上、肉食である猫は穀物に手を出す心配がなく、穀物を食い荒らすネズミなどの害獣・害虫を駆除してくれるので、人間が飼うようになっていきます。
伝染病を媒介するネズミを捕食してくれる猫のおかげで、人間の疫病の予防にもつながり、紙などの食害されやすいものを守ることでも猫は活躍するようになります。
日本では、おそらく飛鳥時代から奈良時代の頃には、すでに猫は日本にいたと推測されています。
平安時代には、貴族が猫を飼うのが流行っていたようです。
宇多天皇は、無類の猫好きで知られています。
宇多天皇が書いた日記「寛平御記」(かんぺいぎょき)に溺愛ぶりが綴られており、父親から譲り受けた黒猫を可愛がっていて、本当に好きでよく観察していたことがわかります。
江戸時代には、一般庶民も猫が飼えるようになり、江戸時代後期には、歌舞伎や浮世絵などのモチーフとして使われ、「猫ブーム」が起こっていたと言われています。
ここまで世界中で人間の近くで生活するようになったのは、ひとつには、ネズミによる被害を防ぐためでした。
ネズミを捕食してくれる猫の存在により、伝染病の感染拡大を防ぎ、大切な食料が守られてきました。
猫は人間を守ってくれる存在として、共存してきました。
愛らしい見た目や性格、人間に危害を加えない猫が、世界中で愛されるのは必然ですね。