【水属性の魔法使い】【#47】涼「リピーター確保が商売の基本」ゲッコーがスカウト
今回は、シャーフィーの呪いのタトゥー除去手術と暗殺教団の襲撃、そして涼の致命的な失敗が描かれる物語をお届けします。
旅の途中、ゲッコーの部下たちが氷の壁を張れるように訓練している光景が見られます。ゲッコーは「商人は自らの身を守る、それがまず必要です。リョウさんの氷の壁はそれを可能にします」と語ります。シャーフィーが「優秀な商人の条件って何なんだ?」と質問すると、ゲッコーは「真摯に商売と向き合う」と答えます。
ゲッコーは涼にも同じ質問をします。「商売の基本とは何だと思いますか?」涼は即座に「リピーターの確保です」と答えます。「お得意様を確保してあれば、来年、再来年とどれくらいの規模で売れるかの予測ができます。経営に見通しが持てるというのは、最低限に必要なことです」と詳しく説明します。ゲッコーは何度も嬉しそうに頷き、「冒険者をやめて、ぜひうちで働きませんか?」とスカウトします。
ハルウィルを出て三日目の夕方、商隊はついに国境の街レッドポストに到着します。ルンの街を発って十二日目のことです。宿で受付を済ませていると、背後から聞き慣れた声が聞こえてきました。「あ、リョウがいる!」振り返ると、そこには『赤き剣』のリンとウォーレンがいました。
涼は「もしかしてリーヒャもこの街にいます?」と尋ねます。リンが「リーヒャって、高位の神官です?」と聞き返すと、涼は大きく頷きました。涼はゲッコーにリンとウォーレンを紹介し、リーヒャの回復魔法でシャーフィーの問題を解決できると説明します。
しばらくしてアベルとリーヒャが宿に戻り、カフェで状況を説明します。「そのシャーフィーの胸にある呪われたタトゥーを剥ぎ取る。その傷を、リーヒャに癒してほしい」とアベルが確認します。リーヒャは「私は構いません」と協力を約束します。
アベルは「なあ、リョウ、なんかほっそい水出してただろ?あれ、使えないのか?」とウォータージェットの使用を提案します。しかし涼は「切れた箇所の周りにも水が入り込んで、周辺の組織が損傷してしまうのです」と説明し、リスクが高いため断ります。代わりに「心臓周りの氷の膜の範囲を広げて、心臓とその周辺の重要な血管までカバーしましょう」と提案します。
シャーフィーが「俺の心臓って、氷の膜が張ってあるんだろ?それって、冷たくないのか?」と質問すると、涼は説明します。「氷は水になる際に周囲の熱を奪っていきます。ですがシャーフィーの体内に生成した氷は、魔法によって、永久に氷のままです。水になることはないので、周囲の熱を奪っていきません。もう一つは、生成した氷の膜に、周りからの熱の移動を僕が禁じているから、温度の変化は起きないんですよ」
風属性魔法使いのリンは「熱の移動を禁じるとかできるの!?」と驚き、「風関係なら、私できるようになるかな…寒い日とか、乗り切れるようになるかな…」と呟きました。
手術は宿の会議室で行われます。シャーフィーは全身麻酔薬で眠らされ、リーヒャは回復魔法の準備を整えます。涼は心臓とその周りの血管を氷の膜で覆い、安全を確保します。
マックスがナイフで皮膚と肉を切り裂き始めると、予定の四分の一ほどを切った時、タトゥーに変化が起きました。タトゥーの剣が光り出し、石の槍が生成されていきます。石の槍はシャーフィーの心臓を目指しますが、涼の氷の膜が完璧に防ぎます。キリキリキリという金属を削り合うような音が会議室に響き渡ります。
その時、涼のパッシブソナーが反応します。「窓から何か来ます!」涼は大声で警告を発します。「アイスウォール10層パッケージ」でシャーフィーたちを守り、「アベル、ゲッコーさんを守ってください」と叫びます。
窓から三人の黒ずくめの暗殺者が飛び込んできました。二人はゲッコーの方に向かい、一人がシャーフィーの方を向きます。三人は煙幕弾を床にたたきつけますが、リンが「風よ渦巻け 我が掌の内に トルネード」と唱え、煙を一瞬で窓から外に排気します。
アベルはすでに床を蹴って賊の一人に斬りかかっていました。流れるような三撃で一人を倒し、盾使いウォーレンが時間を稼いでいるもう一人も、後ろから迫ったアベルに首を刎ねられます。シャーフィーの方に向かった賊は、アイスウォールに触れることも無く、氷の棺の中に閉じ込められました。
マックスは「よし、切り取った」と宣言し、涼は即座に「氷棺」でタトゥー付きの胸肉を囲い込みます。リーヒャが「エクストラヒール」を発動し、大きくえぐられた胸は完全に回復します。新たに生成された皮膚には、タトゥーは無くなっていました。
翌朝、氷棺に囚われていた賊から情報を引き出します。タトゥーが発動したという知らせを受けて確認に来たこと、ゲッコー暗殺が最優先目標になっていることが判明しました。
商隊はレッドポストを出発し、インベリー公国に入国します。道中、シャーフィーからさらなる情報が得られます。「教団の本部は、ナイトレイ王国東部の小さな村だ。ウイングストンから北に徒歩で一日。アバンの村と呼ばれている。その村に住むのは、全員教団の人間だ」
涼は「まさかそんな近くにいたなんて…」と愕然とします。「依頼中じゃなければ、今から行って潰してくるのに!暗殺教団、運がよかったですね!」と悔しがります。
シャーフィーは「教団の首領も規格外だ。錬金術と土属性魔法に秀でている」と警告します。涼は「それはどっちも欲しいスキルですね!」と目を輝かせ、剥ぎ取ったタトゥーを研究材料として譲り受けました。
涼が「暗殺教団って、どうしてウィットナッシュであんな襲撃を行ったの?」と質問すると、シャーフィーは驚愕します。「なんでウィットナッシュの件、教団がやったことだと知っているんだ?あれは、教団でも、幹部じゃないと知らないはずなんだよ」涼は「現場にいたから」と答えます。
十日後、商隊は公都アバディーンに到着します。不思議なことに、公国に入ってからは一度も襲撃されませんでした。ゲッコーは丁寧にお礼を言い、商会で心づけを渡します。
しかし、ここで涼の致命的な失敗が発覚します。スーとラーの会話を聞いた涼は、まるでギギギギという音でも立てるかのように二人を見ます。「リョウ…まさかその表情は…おろし忘れたのか?」涼はギルド口座からお金を下ろし忘れていたのです。
手持ちは金貨一枚と大銅貨二枚、合計一万二十フロリンだけで、国境を越えることができません。特別報酬の大金貨十万フロリンは、次の街で口座に入れるつもりだったため持ち歩けませんでした。
スーは「王国への護衛依頼を受ければいい」と提案しますが、「D級でも受けられるかということよ」という問題があります。他国では涼の実力が知られていないため、口を利いてもらえないのです。
涼たちは冒険者ギルドの場所すら知らず、ゲッコー商会で聞いてから向かうことになりました。
この物語は、涼の水魔法の応用力、リーヒャの最上位回復魔法、アベルたちの圧倒的な戦闘力、そして涼の致命的なうっかりミスが描かれた重要なエピソードです。暗殺教団の情報も明らかになり、次の展開への伏線となっています。
もし今回の物語が気に入っていただけたなら、チャンネル登録、高評価、そして通知ベルの設定をお願いします!次回、涼はどうやって王国に帰るのでしょうか?お楽しみに!それでは、また次回の動画でお会いしましょう!
#水属性の魔法使い
#水魔法
#魔法使い動画
#ファンタジー
#魔法の世界
#アニメ魔法
#ファンタジーキャラクター
#魔法のスキル
#水の魔法
#魔法チャンネル
#魔法ファンタジー
#キャラクター紹介
#魔法動画
#幻想世界
#水魔法解説