【水属性の魔法使い】【#43】涼vsレオノール死闘！左腕斬られ水魔法で奇跡の再接合
【涼vsレオノール死闘】左腕が斬り飛ばされた！水魔法で腕を再接合する奇跡が起こります。今回の物語では、闇の神を崇める神官との遭遇、精神支配魔法スレイブへの抵抗、そしてレオノールとの死闘が描かれます。涼の規格外の水魔法が炸裂する感動回です！謎の集団に連れられた涼とアベルは、2時間近く歩いて村に到着します。涼は息も絶え絶えの演技で刈り上げの男を騙すことに成功！そして村に違和感を覚えます。「子供がいない」暗殺教団の村と同じ雰囲気なのです。これは偽装された村だと涼は確信しました。村の広場には、黒いローブを羽織った白髪の老人と6人の従者がいました。老人が手に持つ杖には飾り紐と石の彫刻が。涼はおババ様の杖と似ているが形が違うことに気づきます。老人は「我らが欲するのは、その腰の魔剣よ」と単刀直入に言い、「我らは、その魔剣を神に捧げたいと思っている」と続けます。光の女神ではないと知ったアベルの反応に、老人は激昂！神殿に案内された二人。そこは小山の横穴から入る隠された神殿で、サッカーコート1面分の広さがありました。最奥には完璧な水晶玉のようなものが置かれています。ルンのダンジョンや中央神殿地下で回収した黒い玉に似た雰囲気です。白髪の老人が「＜スレイブ＞」と唱えると、二人は片膝をつきます！精神支配魔法です。しかし二人は抵抗に成功！アベルは「平静のネックレス」の効果で立ち上がり、涼も「邪気を祓う」力で抵抗します。「セーラが言ってました。邪気を祓うと。そんなものは僕には効きません！」老人が30人以上の仲間を呼び寄せようとしたその時、神殿の入口が突然黒く塗りつぶされました。「門」です！そこから現れたのは悪魔レオノール！「ふふふ、ようやく捕まえたわ」レオノールは宝珠を探しに来たのです。そして涼を見つけます。「んんん？もしや…リョウか？リョウではないか！」レオノールは宝珠を回収し、老人の部下たちを「＜石筍＞」で瞬殺。老人には闇属性魔法を使わせますが「弱いのぉ。そんなものでは蝿も従えられぬぞ」と一蹴。老人だけを生け捕りにして「さて、リョウよ、待たせたな。戦おうぞ」と言います！涼はまずアベルの安全を確保することに成功。「アベルに手を出さないと誓えば、僕は全力であなたと戦うことを約束しましょう」レオノールは誓い、アベルも手を出さないことを約束します。そして戦闘開始！レオノールの業火に対して積層アイスウォール10層で対抗。しかし陽動を見抜かれ、つばぜり合いからゼロ距離で「＜連弾＞」を受けて壁に叩きつけられます！口から血が！しかし涼は特製ポーションで傷を修復。そして切札「＜アブレシブジェット256＞」を発動しますが…レオノールは「＜風爪乱舞＞」で完全に攻略！256本全てが対消滅しました。涼は積層アイスウォールパッケージでレオノールを閉じ込めますが、「＜炎竜巻＞」で破壊されます。しかし涼はハサンを思い出し「罠」を構築していました！天井から32本のアイシクルランス、地面にアイスバーン、さらにアブレシブジェット256の一斉発動！そして「＜パーマフロスト＞集中発動」！しかしレオノールは生きていました。残像を作り、本物は涼の後ろに！涼が振り向いた時には遅く、左腕が肘の先で斬り飛ばされました！しかし涼も無心で剣を薙ぎ、レオノールの首を斬り落とします。戦いは唐突に終わりました。絶望的な状況です。高位神官のエクストラヒールなら部位欠損も修復できますが、24時間以内に辿り着けません。涼は決断します。「自分でくっつけようと思います」水魔法で腕を再接合するという前代未聞の挑戦です！まず骨を繋げて氷の膜で固定。次は筋肉（ポーション任せ）。最大の難関は神経の接合。水属性魔法でミクロン単位で太さを認識し、正しい神経同士を繋ぎます。そして血管吻合。内壁と外壁に氷の膜を貼り、血液が漏れないようにします。アベルにケネスの最上級ポーションを使ってもらい、腕の中に少しずつ入れていきます。ポーションが光を放ち、いろんなものがくっついていく感覚！そして指が動きました！「指が、動く…」皮膚を閉じ、残ったポーションをかけます。涼の腕は元に戻りました！奇跡です！
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