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ストーリーは全てオリジナルのなので、きっと皆様に楽しんでもらえると思います♪
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#馴れ初め #2ch #ゆっくり

ティッシュボックスを引き寄せベッドに 横たわった俺はいざとばかりにパンツを 下ろした順調にこは進みいよいよ フィニッシュまで病読みと思われたその時 俺は一致中堅のスポーツ用品メーカーに 勤務するご一般的なサラリーマンだこれ までの人生で特に人様に語るような エピソードがあるわけではないが1つだけ ちょっと特別な最低だけど最高の経験が ある俺が怪我で入院していた時の話だ ストレスが重なった結果俺は深夜の病室で 自家発電に励むことにした準備万端整えて ことに及びいよいよクライマックスという ところでハプニングが起こった今回は そんな俺の人生最低の出来事とその後に 起こった衝撃の事件についてお話ししよう と思う突然だがあなたは文字通り顔から日 が出そうなほど恥ずかしい思いをしたこと があるだろうか俺はある穴があったら入り たいどころではない自ら穴を掘って埋まり たいくらい周知にまみれた衝撃的な体験が ことの起りは俺が社名で長野県にある国際 的なスキー場を訪れたことだ俺の仕事は 基本的にはスポーツ用品店やスポーツ クラブクラブチーム個人のアスリートを 対象とした顧客対応で新卒で入社以来13 年営業畑一筋だだがスポーツ用品の販売 だけでなく自社での商品開発も手掛ける俺 の会社では競技経験がある社員が商品 テストを受け負うことも少なくない社員の 中にはインターハ出場経験者や オリンピック候補だった元アスリートも いる俺は両親が東北地方出身のため子供の 頃からウィンタースポーツには慣れ親しん でいて特にスキーは得意だ大学では芝居に 被れ衝撃団に所属していたこともあって 大きな大会での競技実績こそないが インストラクターの資格も持っている就職 氷河器と言われた時代に有名大学出身でも ないのに入社試験に合格できたのはそこを 変われてのことだと思っている最近は スノーボードの人気に押され板を履く人が 減っていて俺の会社でもスノーボード派が 圧倒的に多いだが40代以上の年代では まだまだスキー人気が根強く需要もある それを見越して俺の会社ではある程度経験 と技術のある中高年向けスキー板の開発に 力を入れていて車内実験の機会も多い ところが車内でもスキーを得意とする社員 は少なく必然的にその役目は俺が担うこと になっていたそういうわけで今回も新開発 のスキー板の商品テストに駆り出されたの だ俺にとっては業務半分趣味半分の 美味しい仕事だ喜び遺産で2泊3日の失聴 に出かけたお察しの通りいいことばかりが

続くもんじゃない生きよよとスキーを 楽しんでいた俺は用事を前だきにしたまま 上級者コースを滑走していた男性を 避けようとして無理な方向に足をひねり 左膝人体を損傷してしまったのだ倒れた 瞬間にブチっと嫌な音がして激痛が走った これは相当やばいと自分でも分かっただが スポーツ用品メーカーの社員が商品テスト 中に一般スキーヤーに接触したり怪我をさ せたりしたらシャレにならないましてや 相手は子供連れだ俺の怪我だけで住んだの は不幸中の幸いというべきだろう会社も そう判断してくる労災扱いにしてくれた 怪我の状態は思った通り深刻で俺は手術の 後しばらくは現地の病院に入院することに なった僻地と言っては語弊があるが地方の 中規模病院での手術は何かと不安だったが さすがはスキー場近くの病院俺のような 省令の患者は多いらしく石も看護師も 手慣れたものだリハビリと言っても いきなり歩けるわけもなく体の筋肉が硬直 しないように軽くストレッチをするくらい だ内心では優しい看護師さんが手取り 足取り会場してくれるのを期待していたの だがリハビリは理学両方士の担当だ看護師 さんの手を借りるのはリハビリ室に移動 する時ぐらいそれも俺は車椅子を使うので スキンシップの機会はほぼ皆無だからと 言って車椅子に移動するのにわざわざ看護 師さんの手を患わせるほどの10病人じゃ ない俺の妄想は幻想に終わった手術は成功 したものの俺の人体は相当のダメージを 受けていたらしく回復にはかなりの時間が かかりそうだったそうは言っても俺に できることはリハビリをして安静にして いることぐらいギプスでがっちりと固定さ れた左足は不自由だがそれ以外はどこも 問題はない無理に動かそうとしない限り 痛みもないので正直なところ俺は暇を 持て余していた食べて寝てリハビリをする だけの単調な毎日それだけでも辛いのに 入院生活3日目にしてさらに辛い現実が俺 を襲ってきた俺が入院しているのは4人の 相部屋だベッドの周りをカーテンで仕切っ ただけのプライバシーのかけらもない空間 俺が入院した時この部屋には2人の選挙が いた俺の体格奥の窓際のベッドには80歳 くらいの老人家で転んで腰を打ったそうだ 老齢の妻との2人暮らしで自宅での介護が 困難なため入院しているらしいその隣俺の 正面には雪下ろしの最中にはしごから落ち 右腕を骨折した50代の男性地元の人 らしいが俺が知る限り誰も見舞に来たこと がないもしかしたら俺同様独身で家族がい ないのかもしれない俺の隣の窓際のベッド

にはつい最近まで自動車事故で両足を複雑 骨折した20代のサラリーマンが入院して いたそうだが俺と入れ替わるように退院し ていったらしい足が不自由だと出歩くのも 大変で退屈でしょうからと看護師さんは 窓際のベッドを進めてくれたが俺はネタ きりなほど重症じゃないもっと大変な患者 さんが来るかもしれないのでそう言って 入り口その空いているベッドに入れて もらったところがそれを聞いていた50代 の男性が開いているなら俺を映せとごねて 看護師さんを患わせていたいい年をして 子供か俺はこういう自分勝手で暴 Black無人の大人が一番苦手だだが表 だって意見するほど熱くもないへたれの俺 にできることと言ったらせいぜいコップを 落としたり用事を思い出したふりをして 邪魔をするくらいだ最もベテランの看護師 さんは慣れたもので俺が助け船など出さ なくても腕の骨折ならすぐに退院できます から我慢してくださいねと全く同時ない おっさんは看護師のくせに優しくないとか とちん感なことを言って不機嫌を 撒き散らしていたそしてよよ日俺たちの 病室に新入りがやってきたヘルニアの手術 を終えたばかりだというその男性は男の俺 が見ても惚れ惚れするほどの2枚目だだっ た世話をする看護師さんたちがいつもより 生き生きとしているように感じるのは俺 だけではないらしく若くていい男には サービスするのかとおっさんが吠えまくっ てうるさいことこえない背も高くさかし 持てるだろうにヘルニアとは気の毒なこと だ俺は深く道場したがそんなものは全く 持って必要なかったなぜならばこの2枚目 こそ俺の苦悩の元凶なのだヘルニアの男性 は結婚間もない新婚さんだった元々腰が 悪かったのが結婚した途端悪化したらしい このまま放置すれば悪くなる一方若いうち の方が治癒率が高いと言われて手術に 踏み切ったそうだ内視教での簡単な手術と 聞いていたが思ったより重症で当初の予定 より入院は長引くと言われているらしい奥 さん寂しいでしょうね毎日見舞に狂るって 言っています皆さんお騒がせしますが どうぞよろしく2枚目の新婚さんはそう 言って爽やかに笑った面会時間が始まる やいなや待ち構えていたように病室の扉が 開き可愛らしい女性が入ってきた脇目も 降らず俺の隣のベッドへ一直線だ新婚さん だものそうだよなそ草とカーテンが引かれ たベッドの方を俺は温かい目で見やった それだけならほぼとしたいい話で済むのだ がそうはとんやが下ろさなかった俺だって ニーズが海外し病性の夫の世話をするのを

とやかく言うつもりはないだがしかし紐 高いうちから病院のベッドをきしませるの はやめてもらえないだろうか俺は足が悪い 以外は完全に健全な成人男性なのだ一応声 を潜めているから気を使ってはいるの だろうが隣のベッドの俺には何をやって いるかは丸分かりだ天井を見上げたまま目 をつりイヤホンを耳に突っ込んで大音量で 音楽を聞いてやり過ごす俺の身にもなって くれじいさんもおっさんもリアルな幸せ カップルには興味がないらしくカーテンの 向こうで何が起こっているのか気にもして いないようだ家族や恋人もいない俺の元に は見舞いに来る人もいないこれが東京の 病院なら会社の人間や数少ない友人が顔を 出すこともあるだろうが知り合いの1人も いない出張先ではそれもない要するに俺は ほぼ健康な肉体と暇を持て余した健全な 成人男性なのだその横で連日のこの行為 ほとんど拷問と言っていい暴れ出しそうな 息子をなめるのに俺がどれほど苦労して いることか風が吹いただけでもヒリヒリ する息子に手を焼きながら俺は子供の頃 覚えた落後のジュゲムを延々と繰り返して 煩悩と戦ったこんな毎日もさすがに限界だ 健全な成人男性として一刻も早く事故解決 しなくては犯罪に走ってしまうかもしれ ないそれほどまでに追い詰められていた ある日新しい看護師さんが1人担当として やってきた別の病院から転食してきた ばかりだそうだがこれが俺の好みの ドストライク色気たっぷりの熟女で年齢は おそらく40代気の強そうな目元に小さな 涙ぼがアンバランスでエロキックだ重みの ある胸元にくびれたウエストキュっと 持ち上がった丸みのあるヒップそして サバサバとした明るい人柄どんなことでも 遠慮なくおっしゃってくださいねそう 微笑む彼女に俺は思わず息子をよろしくと 叫びそうになっていた腕骨折おっさんは なんだと島かよと不満そうだったが年上 好きの俺は大歓迎だ体の割にほっそりとし た手首に巻かれた腕時計には世界一有名な ネズミのキャラクターが書かれている彼女 の年齢にしては子供っぽいデザインだった がそれもまた可愛いと思ってしまったその 日来俺の頭からは彼女のことが離れなく なってしまった体温系を差し出す彼女の指 に触れただけで背筋に電流が走ったような 快感を覚える彼女の胸元が顔に近近づいて くるとカット体温が上がる俺の心臓は尋常 ではないスピードで脈を刻みこのまま破裂 してしまうのではないかと不安になるほど だもちろん下半身も黙ってはいないあまり の硬直ぶりに痛みで顔をしかめていると

痛みますかと心配そうに聞いてくれるが 本当のことなど言えるはずもない足が ちょっととごもご答えるのが精一杯だ過去 最高レベルの欲求不満に加えて好みの女性 の登場で俺はいよいよ爆発寸前タイマーが 作動した次元爆弾になった気分だなぜか 彼女は夜間の勤務が多くなかなか接触 できるチャンスがないのも焦らされている ようでさらに気持ちをかき乱されるたまに 日勤の彼女を見かけると俺はストーカーさ ながら彼女の立ち回りそうな場所を探して 病院中を彷徨ったおかげで爆gehで車 イストはおさば松葉への扱いはお手のもの 怪我の具合もリハビリ担当の理学両方師が びっくりするほどのスピドで回復していっ ただが肉体の回復具合とは裏腹に精神疲労 は増ばかり特に彼女と出会ってからは初恋 をこじらせた男子高校生並みに悶々とした 日々を送っていたなんとかストレスを発散 させる方法を見つけなくてはモヤモヤした まま寝返りを繰り返すが夜になっても眠気 は全く感じない9時の小頭と同時にネキを 立て始めるじいさんがこんな時は羨ましい やがておっさんのベッドからも新婚さんの ベッドからも規則正しいネキが聞こえ始め た試しに声をかけてみたが起きる気配は ないもしやこれはチャンスなのではそっと 病室を抜け出して当たりの様子を探ってみ たが人の気配はない俺は1人ホソMと ベッドに戻ってそくさとスマホを取り出し た久しぶりのパーテだ絶対に失敗したく ないおかずを吟味する視線にも力がこもる 1番興味を引かれたのはナース系だったが それはあまりに露骨すぎる明日からまとも に彼女の顔を見られなくなっても困るので なくなく諦めいずれまたと神理を切って他 の動画に目を向けた散々迷ってようやく1 つに絞り切りティッシュボックスを手元に 引き寄せるベッドに横たわった俺はいざと ばかりにパンツを下ろした順調にこは進み いよいよフィニッシュまで秒読みと思われ たその時あろうこととかネットの回線が 切れ動画がフリーズしてしまった病院だ からだか地方だからか普段から電波が不 安定で途切れがちなのは分かっていたが 夜中だし誰も使っていないだろうから 大丈夫とタをくっていたのがあだとなった まさか1番大事なこのシーンで アクシデントに見舞われるとは焦った俺は キッシュボックスを跳ね飛ばす勢いで 起き上がった無常にもスマホの画面は 薄暗く固まったままでいくら待っても断線 を知らせるアイコンがくるくる回るだけ だったショックと焦りで軽いニックに陥っ ていた俺は病室の扉が開いたことに少しの

間気がつかなかった慌てて布団をかぶって 横になったもののカーテンの隙間から床に 向けられた懐中伝統の明りと白いナース シューズが見えた時にはすでに誰かが俺の ベッドのそばに立っていたいちさん起きて いらっしゃいますか彼女の声だ俺の全身 から冷やせが吹き出す俺はわざとらしく 寝りを打ちさい豆が覚めたかのようなふり をしたああもう朝ですかあ起こしてしまい ましたかすみません起きていらっしゃる ような気配がしたものですから失礼しまし たゆっくり休んでください囁くような声で そういいキビスを返す危なかった大きく息 をついた俺の目に床に落ちたキッシュ ボックスが飛び込んできたまずいそう思っ た時にはもう彼女の手がキッシュボックス を拾い上げていたカーテンの下から 覗き込むように見上げる彼女の視線と ベッドの上から恐る恐る見下ろす俺の視線 がばっちり合う彼女の瞳が要言に光った ような気がしただが凍りつく俺に彼女は にっこりと微笑むとおやすみなさいと テッシュボックスを棚に戻しさっさと病室 を出ていったバレたいや政府かさっきまで の興奮はどこへやら別の意味で悶々とする はめになった俺にもはや続きを結構する 気力は残っていなかったただ中途半端な 状態で放り出された息子が所在な下げに うれているのが哀れだった翌朝は彼女の 反応が気になって仕方がなかったが夜勤 明けですでに大金していたそういえば彼女 のシフトは夜中が多い気がする何か事情が あるのだろうか朝の天音や朝食の準備を するスタッフはみんな普段通りで特に変な 噂が流れているような様子はないやれやれ 人安心彼女とも普通に顔を合わせられると アドのため息をついたタイミングの問題か 仕事を休んでいるのかその日から数日彼女 の姿を見かけることはなかったそんなある 日朝食の準備が進む病室におっさんの騒ぐ 声が響き渡ったまたか俺はうんざりした 今朝の看護師さんは20歳前後の気弱そう な子でおっさんの嫌がらせの格好の的なの だあんたがそんなところに置くからこぼれ ちゃったんだろ早く吹けよ寝巻きも汚れた から着替えさせろおっさんは申し訳あり ませんと頭を下げる若い看護師さんの腕を 掴んで強引に自分の方へ引き寄せようと する普段からおっさんのセクハパワハラは 日常差半時だがこの日は特にひどかった いつもなら止に入るベテラン看護師さんが 別の部屋に呼ばれて不在なのをいいことに やることがエスカレートしてえげつない ちょっとぐらいの妨害では収まりそうも なかったじいさんは黙々と朝食を食べて

いるし2枚目の新婚さんは眉を潜めては いるものの止に入る気はなさそうだだ俺も トラブルはごめんだしできれば関わり合い になりたくないだが俺の頭を咲夜の彼女の 笑顔がよぎり気がついた時にはおっさんに 向かって話しかけていたそれこぼしたのは 看護師さんじゃないですよね俺見ていまし たよ看護師さんはちゃんと離れたところに グラスを置いていましたわざわざ引き寄せ てテーブルの縁に置いたのはあなたですよ ねなんで俺がわざわざそんなことするんだ よ俺が割って入るなんて思ってもいなかっ たのだろうおっさんが尖った目を向けた仮 に俺がこぼしたとしても後始末をするのは こいつらの仕事だろう俺の頭の中でパチン と何かのスイッチが入ったこいつらって誰 に向かって行っているんですか看護師さん たちは国家資格を持った医療の エキスパートですよその点ではあなたより も俺よりも偉いんだ看護師さんたちの仕事 は医療のサポートであって患者のわがまま に付き合うことじゃない看護師さんたちは 患者の家族ででも召使いでもないんです なんだと若僧が偉そうにおっさんが怒りで 真っ赤になって立ち上がり俺は内心焦った 調子に乗りすぎた後悔してももう遅い こっちは足を自由に動かすことができない ので逃げることもできないやばいそう思っ た時突然すごい勢いで病室のドアが開いた お父さんいい加減にしてよいい年をしてみ ともないそんなだからお母さんが出ていっ たんだってわからないの女は男の世話を するものだっていう全時代的な考えを改め ないと私も縁を切るわよ半夜の行走で 言い放つ女性に圧倒されて誰もみぎ1つ できない単純骨折くらいで入院して病院 から何度も退院してくれって言われている でしょう大方家に帰っても誰もいなくて 寂しいものだから作業で入院を長引かせて いるんでしょうけれどそのベッドはもっと 大変な思いをしている人のためのものよ さあ帰るわよ隊員手続きはもう済ませて あるから女性は言いながらも手はよく ベッド周りの私物を片付けていく思わぬ 援護射撃に窮地を救われた俺は若い看護師 さんがくどいくらいに霊を言うのを上の空 で聞き流しバクバクと波打つ心臓を必死で 抑え込んでいた結局おっさんはその日の うちに退院し病室は3人になったとはいう ものの相変わらずプライバシーはないも 同然ここしばらく彼女の姿を見かけないの も俺の欲求不満に拍車をかけていたよし 今夜結構だ今朝の騒ぎでアドレナリンが出 たせいか体が暑い今度こそ自家発電を成功 させよう俺は前回の失敗を教訓に病院の

売店に向かったそれまで入院などしたこと がなかったので気にしたこともなかったが 病院の売店は成人向け印刷物が充実して いる下手な本屋より豊富なラインナップだ 今ならその訳が分かるりすぎて涙が出そう なほどだ俺は一目を気にしながら手早く 好みに会いそうな1冊を掴み取り カモフラージュの新聞と一緒にレジに持っ ていったレジのおばちゃんも心得たもので 特に何のリアクションも示さないこの人も プロフェッショナルだと密かに頭を下げて おいた早すぎる消灯時間もこの日ばかりは 待ち通しくて仕方がない明りが消えるやい なや俺は布団を引きかぶりスマホを懐中 伝統代わりにして慎重に雑誌を開いた布団 に隠れて色雑誌を読むなんて中学か高校の 時以来だ懐かしいシチュエーションに青春 時代のギラギラした欲望が蘇るいやいや 焦るな俺まだ夜も早いじいさんはともかく 新婚さんはまだ起きている廊下をゆきする 他の病室の患者の足音も時折り聞こえて くるせめて日が変わるまでは待った方が いい俺は一旦雑誌を閉じるとじりじりし ながら時が立つのを待った11時を回る頃 になると廊下からも完全に人の気配が消え 新婚さんもネキを立て始めたそろそろいい だろう俺はそっと体を起こし慎重に準備を 始めたスマホの充電はばっちりだ途中で闇 に包まれて何も見えなくなるなんて 真っ平らだキッシュボックスも手が届く ところに置いてあるカーテンはしっかりと 閉まっているOK抜かりはない俺は怪我を している足を庇いながら慎重に下着を 下ろした片足を固定されているので少々 窮屈ではあるがそういうシチュエーション を妄想すればそれはそれで盛り上がる俺は 順調に高みを目指して駆け上がり見事に 果てた久しぶりの開放感と心地よい疲労感 に包まれいつの間にか眠ってしまった らしい目が覚めた時にはすでに病室は朝日 が差し込み遠くでガラガラとカートの音も する慌てて水いぼとした俺の手が旗と 止まった俺はきちんとパンツを履いている 使ったはずのティッシュはゴミ箱に捨て られキッシュボックスは雑誌に重ねて ベッドの横の棚に片付けられている無意識 のうちに俺が片付けたのだろうか基本的に 夜間の巡回の看護師さんはよほどのことが ない限りベッドを覗いたりはしない特に俺 のいる病室にはバイタルチェックが必要な 10病人がいるわけでもないので寝つけ ないでいる俺を心配してたまに彼女が声を かけてくれることはあっても扉のとろから さっと中を見渡して異常がなければ中にも 入ってこない看護師さんがほとんどだ

やっぱり俺が自分で片付けたのだろう走行 しているうちに病室の扉が開いた皆さん おはようございます朝の音ですいちさん カーテン開けますね久しぶりに聞く彼女の 声だ朝の勤務なんて珍しいと思いながら俺 は慌ててもう一度 水いぼございますいさん昨夜はよく眠れ ましたか晴れやかな彼女の笑顔に心が 現れる夢も見ずにぐっすりと俺は堂々と 答えた後半部分についてのみが嘘ではない そこへあのいちさん昨日はありがとう ございましたあんな風に言ってもらえて 感動しましたもう看護師なんてやめたいと 思っていたんですけどいちさんみたいな 患者さんがいるなら頑張れます目を キラキラさせた若い看護師さんが抱きつか ばかりの勢いで割って入ってきた若い子が 好きな男なら鼻の下を伸ばすところだが愛 に俺は筋が入りの年上好みだ年下の女性に は1mm足りともときめかない悪気がない のは分かっていてもせっかく久しぶりに 彼女と話すチャンスを邪魔されてちょっと むっとしてしまった大したことじゃない からそっけなく言って早々に会話を 切り上げようとしたのにあら何があったの と彼女が関心を示した俺が口を開くより 早く若い看護師さんが興奮気味に話し始め たいちさんが嫌な患者さんから私を守って くれたんです私に失礼なことをしたら許さ ないぞっておいちょっと待て大幅に着色さ れていないか捏造レベルと言ってもいい 彼女が面白がるような目で俺を見ている あら素敵白馬に乗った王子様みたい彼女の 言葉にかかにトがあるように感じるのは気 のせいだろうかそうなんです本当に格好良 くって素敵だったんです褒めちぎられて俺 は身の置き所がない実はあは俺の オリジナルではない劇団員時代に1度だけ セリフのある役がついた時の台本をその まま有用しただけだ妙に芝居が勝って熱く なってしまったのもそのせいだそんなこと とはつ知らず若い看護師さんは俺を正義の ヒーローか何かだと勘違いしているようだ じゃあいちさんはあなたにお任せするから あとはよろしくねそう言い残して彼女は さっさと言ってしまおうとするえあ ちょっとかける言葉が見つからないでいる と彼女がすっと俺の耳元に口を寄せた咲夜 は色々と出しっぱなしでしたから片付けて おきましたとさく声に俺の頭は一瞬にして 真っ白いやマッピンクに染まる前回は状況 証拠だったが今回は現行犯も同然言い逃れ の余地はない要言とした微笑みを残して 去っていく彼女の後ろ姿を俺は安全として 見送りそんな俺を若い看護師さんが熱い

まなざしで見つめるそんなシュルなシーン が朝の病で繰り広げられたその日の深夜俺 には予感があったきっと彼女がやってくる まじりともせず天井を睨んで時を待つ眠気 は一切感じないやがて時計の針が午前2時 を回った頃病室の扉がそっと開く音がした 足音をしばせて誰かが俺のベッドに近づい てくるネズミの腕時計をつけた手が カーテンの隙間を広げる滑り込むようにし て入ってきた彼女はいつものナース姿では なかったばちりと化粧を施し下ろした髪に 打ち取られた顔は息を飲むほど美しかった 横になったまま口を開きかけた俺の唇に 彼女の白い指が当たるそのまま無言で彼女 は俺のベッドに登り寝巻きのゴムに手を かけたうたえる俺に挑むような笑を向け 彼女は俺の下半身をむき出しにする ひんやりとした手がすでに臨戦体勢になっ ている息子を優しく包み込むとそれだけで 俺は果てそうになったもしかしたらプロな のかそう思うほど彼女の手は自在に動く 彼女の巧みな技に翻弄され俺はなすすべも ない抗うことも反撃する機会も与えられず 声が漏れないように枕を噛むのが精一杯だ 永遠にも一瞬にも感じられた時間が過ぎ 全てを解き放った俺は硬骨とした満足感に 包まれ夢の中を漂っているような気分で ただぼんやりと横たわっていた役立たずの 俺を横目に彼女は慣れた手つきで後始末を し俺のパンツをくるんと元に戻したどう だった俺の顔を覗き込む彼女は いたずらっ子のように瞳を輝かせている こんな経験は初めてというかすごい テクニックでうふ看護師はね人体の構造は 心得ているからそういう意味では医療の プロフェッショナルであると同時にこう いうことのプロフェッショナルでもあるの よ昨日の俺の演説を引き合いに出されて 恥ずかしさが倍増だあれは昔やった芝居の セリフです初めてセリフがある役をもらえ て何度も練習したのでつい盛り上がっ ちゃったんです彼女には正直に告白して おくそうだったのと彼女は愉快そうに笑っ た患者さんが欲求不満になっているのは 大体分かるの最もそれは看護師の仕事の 半中じゃないしそっちの処置は患者さん 自身にお任せするのだけれどいちさんの ことは放っておけなかったのいちさんいつ も私のことを見ていたでしょうえ隠して いるつもりでもばれよでも全然嫌じゃ なかったのむしろ嬉しかったくらいいち さんみたいに看護師の仕事に経緯を示して くれる患者さんってなかなかいないのよ どうやら俺が地味におっさんのセクハ パワハラの邪魔をしていたことがナースの

間で評判になっていたらしい若干の誤解も あるがそこは乗っかっておこう当然ですよ 看護師さんたちには感謝しかありません 本当にからかうような目で彼女が俺の顔を 覗き込むしげに彼女を見ていたやしさも あってドギマギしてしまういちさんは看護 師にエッチなことをしたり言ったりしない し命令もしないご飯は綺麗に食べるし薬を きちんと飲んでリハビリもサボらない病院 を抜け出して遊びにも行かない隠れて タバコを吸ったりお酒を飲んだりもしない 完璧よそれ当たり前でしょう俺がキトンと していると彼女は嬉しそうに笑った 当たり前のことを当たり前にできるそう いう素直なところがちさんの1番の魅力か なそこが好きよ突然の告白に思考が 追いつかないもう行かなくちゃゆっくり 休んでねそう言い残して彼女が去った後の 病室は君が悪いくらい静かで今怒ったこと が現実とは思えなくなる心地よい疲労感が 眠気を誘うがここで眠ってしまったら全部 が夢になってしまいそうだ俺は無理にでも 目を開けて朝になるまで何度も完美な体験 を思い返していたいちさんようございます あれ目の下に熊ができていますよちょっと お疲れのようですけど大丈夫ですか例の 若い看護師さんはあれ以来業務以外でも俺 の病室に頻繁に顔を見せるようになった そのせいでせっかく彼女が日勤の日でも6 に話もできないいちさんってあの年配の 看護師さんのこと気になっています確かに すごい美人ですけどやめておいた方がいい ですよいちさんより随分年上ですし子供も いるんですよシングルだって言っていまし たけど多分彼氏もいますよ何度か迎えに来 ているところを見かけましたから自覚が ない陰口ほど質が悪いものはないそれに 同僚の個人情報をペラペラ喋るのもいかが なものか若いという時点ですでに俺の ゾーンからは外れているのだが常識がない のもいだけない噂話には興味がないよ俺は 声がとがり気味になるのも構わず話を遮っ た噂じゃなくて事実ですよ彼氏さんのこと は私の勘ですけれどよく当たるんですと 悪びれる様子もないそれよりいちさん私 最近面白い漫画を見つけたんです呼んでみ ませんかファンタジーとSFとグロが1つ になったバトル系なんですけど絶対はまり ますよ有名人にもファンが多いんです全然 分かっていないなそれにどうやらこのこと は何から何まで気が合わないらしい俺が 好きなのは年上の熟女に翻弄されるエロ系 だよそう言ったらどんな顔をするだろう 全く関心を持てない漫画の話を上の空で 聞き流しながら俺はさっき耳にした彼女の

彼氏らしき人物のことを考えていた子供が いることにもシングルマザーだということ にも驚きはしないむしろ母性を感じて好感 度アップだだが恋人がいるという話は気に なる咲夜のあれはただのアバンチュール だったのかそれともからかわれたのか みんなが寝静まった深夜俺は機能とは別の 悩みを抱えてまた眠れなくなっていた 気晴らしに散歩でもするか俺は音を立て ないように気をつけながら松葉ずをついて 病室を後にした常野党だけが薄暗く廊下を 照らしている何の気なく窓から外を 見下ろすと1階の非常口付近に人影が見え たこんな時間に誰だ男か女かも判然とし ない謎の人物はしばらくうろうろしていた がやがて諦めたように去っていった翌朝の 病院はどこかざわざわして落ち着きが なかった警察官の姿も見える情報通の長期 入院患者が馴染みの看護師さんから仕入れ た話によると何者かが非常口の鍵を壊そう とした形跡があるという俺は咲夜の怪しい 人影を思い出したその日は彼女が珍しく 日勤だった俺は誰にも分からないように 彼女のポケットに手紙を忍ばせた病室に いるとあの若い看護師さんに捕まるので俺 は食事とリハビリ以外の時間を1回の総合 案内付近のラウンジで過ごすことにした ここなら病棟担当の看護師さんはやってこ ない彼女とも会えないが彼女とは2人きり の時にゆっくりと話せばいいそう思うと 自然と法が緩むその男に気がついたのは 11時を過ぎた頃だった病院には実に様々 な人がやってくる具合が悪い人はもちろん 付き添いや見舞Woman色々な書類を 受け取りに来る人製薬会社ののMR医療 機器メーカーの義姉病人も怪我人も健康な 人もいるが誰もが全頭な目的を持って病院 に来ているそれは見ていれば分かるだが その男は違った雰囲気がどこか病院に そぐわないこの場所にとって明らかに異物 だ診療受け付をするでもなく病院の案内図 を穴が開くほど見つめてはうろうろと 歩き回っている何かを探しているのか午前 中の病院は外来患者でごったしているので 今を持て余した俺以外誰も男の不審な動き に気がつかない俺はさりげなく男に近づき 様子を探ることにしたこういう時松葉を ついているとはっきりと怪我人と分かるの で便利だおまけにパジャマ姿なので入院 患者なのは一目瞭然男は一瞬目を向けた だけですぐに視線を病院案内に戻した俺 より少し年上だろうか閣下の診察室の場所 ではなく病棟の案内を見ているようだ やはり怪しい見舞客なら窓口で受付をして パスをもらうはずだ入り口に大きく書いて

あるのだから初めてでも迷うはずがない この病院に限ったことではないが プライバシー保護とセキュリティの両面 から外部の人間が許可なく入院病棟に 立ち入ることはできないこの男は受付を 通さずに病棟に入りたいのか考え込んで いると男が話しかけてきたここに入院して いる人病棟ってどこから入るのやっぱり 怪しすぎるだろう俺は警備員を探して 当たりを見渡した40歳くらいの看護師が いるはずなんだけどナースステーションっ てどうやっていけばいいのバカなのかはい はいこちらですと案内するとでも何も答え ない俺に豪を似したのか男は小さく舌打ち すると使えねえと吐き捨てて歩き去っ たいちさんこんなところにいたんですか 探しましたよ若い看護師さんだわざわざ 探しに来たのか仕事をしろよああの人です よ新しい看護師さんの彼氏さんお迎え かしら今日はまだ上がりじゃないのに きっと待ち切れないんですね仲が良くって 羨ましいな若い看護師さんは1人で 盛り上がってうっとりとした表情を浮かべ ているあの男が彼女の恋人俺はどこか食前 としない思いで男の後ろ姿を見送った翌日 は朝目が覚めた瞬間からすでに夜が待ち通 しかった今夜は彼女が夜勤なのだ彼女は 昨日の手紙に気づいてくれただろうか父と して進まない時計の針が恨めしい他にやる こともないので仕方なくいつも以上に熱心 にリハビリに取り組んだようやく長かった 1日が終わり消灯時間がやってきた薄暗い 天井を見上げながら彼女のことを考える 最初はもに好みの見た目に惹かれたでも今 はそれだけじゃない看護師の仕事に誇りを 持って働く姿は素直に眩しいいちさんさく ような声で目が覚めた昼間のリハビリが 聞いたのかいつの間にか眠っていたらしい 来てくれたんですねありがとうこんな手紙 をもらったら来るに決まっているじゃない 手には昨日俺が渡した紙切れが握られて いるあなたのことをもっと知りたいただ 一両だけの手紙彼女はベッドに腰かけると 俺の手をそっと握ったバイで子供がいる ことは知っているえ若い看護師さんから 聞きましたお子さんはおいくつですか11 歳女の子よほらお揃いそう言って彼女は ネズミの腕時計を愛しそうに撫でたそんな 大きなお子さんがいるようにはとても見え ませんうふありがとうでも知っているかも しれないけどもう43なのよ30を過ぎて 結婚してすぐに子供ができたのラッキー だったわシングルマザーだって聞きました 子供が4歳の時に離婚したのせめて小学校 を卒業するまではと思って頑張ったんだ

けどね看護師って結構シングルマザーが 多くて働きながら育てるのは大変だけど 無理じゃないの夜勤の時は看護師仲間が娘 を見ていてくれるわ別れた夫は元患者さん でね全力で頼ってくれるのが嬉しくて 勘違いしちゃったのよね優しく思えたのは ただの甘えん坊どんな時でも自分が一番 大事でかってもらえないと口を効かなく なったり物に八つ当たりしたり光熱を出し て苦しんでいる娘の隣でくらないお笑い 番組を見ながら大笑いするのを見てもう ダメだと悟ったのものすごく具体的な 思い出話に彼女の苦悩の日々が透けて 見える別れた後もしこ会いに来たりする からしち職場休むところを変えなきゃいけ ないのが面倒なのよね夜勤が多いのも いたずらに一目に触れないようにするため なの子供の学校があるからそう遠くには 引っ越せなくていずれ居場所を突き止め られちゃうんだけど少し前に数日休んでい たのも引っ越しがあったからだという俺の 頭を昨日の男の姿がよぎる元旦那って俺 より少し年上の痩せての高い人ですかもし かして病院に来た俺は昨日の様子を話して 聞かせた確信があるって風じゃなかった ですけど疑っているっていうか探している 感じでした時間の問題ね接近禁止命令とか 出してもらえないんですか離婚の理由が DVとか借金とかじゃないから無理なのよ 電話やメールは着信日にしているから迷惑 防止条例にも触らないしつきまといも立派 な迷惑行為だと思いますけどそれだけじゃ 警察も動きようがないみたい大それたこと ができるような人じゃないから放っておく のが1番かなじゃあ一方的に逃げ回るだけ 何も悪くないのに直接的な被害がないだけ ましと思うしかないわそこまで話した時 彼女の業務用の携帯が震えた行けない休刊 が来るみたい戻らないとじゃあまたねと俺 の方に軽く唇を当てて彼女は出ていった元 夫のストーカー行為彼女は諦めているよう だが俺は納得がいかない昨日の様子だと あの男はまたきっとやってくる病院で騒ぎ にでもなったら彼女はここで働けなくなる だろう何かいい方法はないだろうか俺は ないへを絞って考え続けたがそう簡単に 妙案が浮かぶはずもなかったとりあえず俺 は可能な限り1階に降り外来入口を張る ことにした数日は何事もなく過ぎただが あのストーカー男がこのまま大人しくして いるとは思えない一致さんまたここですか 病室の方が静かだし快適ですよここにいる と病気もらっちゃうかもしれませんから 帰りましょうおせかな若い看護師さんが 近づいてくると思ったら急に方向を変えて

入り口の方へ向かっていくふと目を向ける とそこには例のストーカー男がいて今 まさに病院に入ってこようとしていた彼氏 さんお迎えですか彼女さんならもうすぐ出 てきますよ関係者で入り口までご案内し ましょうか無邪気な声が響き渡る冗談じゃ ない非常識もここまでくれば犯罪レベルだ 若手教育は看護市長さんにお任せするとし て今はやを止めなくては俺は松葉を着くの も忘れ電光石果の勢いで入り口に向かった 看護さんあっちで困っている患者さんがい ますよ助けてあげてくださいえそうですか じゃあ失礼しますね口の軽い看護師さんを 追い払って当面の聞きは出したとほっとし たのもつの間邪魔をされたと気づいたのか ストーカー男が俺に突っかかってきた ちょっと僕が先に話していたんだぞ関係者 で入り口ってどこだよお前案内しろよ話し ているうちに興奮してくるタイプのようだ だんだん声が大きくなるこれはちょっと まずいかもおっさんと揉めた時のことが デジャブとなって蘇る肉今回は助け船は 現れそうにない奴の両手が俺の肩をぐいっ とつきバランスを崩した俺は派手な音を 立ててその場に倒れたキャっとドラマの ような悲鳴が上がり警備が駆けつけてくる 松葉杖をついていなかったのがいけなかっ た俺は倒れ込んだまま動けない騒ぎを聞い て駆けつけた彼女が俺の手を取る腕時計の ネズミが陽気に笑っているやがて ストレッチャーが運ばれ俺は緊急処置室に 搬送された警備員に取りえられたやは通報 を受けた警察官に引き渡され警察へと連行 されていったその日の夜遅俺が打とうとし ているとそっと病室の扉が開く音がした 忍び足で近づいてくる人影いちさん大丈夫 ですか彼女の冷たい手が頬に触れる俺は その手をしっかりと握ったごめんなさい 何かできるほど度胸がある人じゃないから と放っておいた私が馬鹿だったまさか一致 さんに暴力を振るなんて涙をこらえて唇を ふわせる彼女はいつもとは打って変わって 履かない花のようだ愛しさを抑えきれなく て俺は優しく彼女を抱き寄せたこのまま 黙っていては彼女が気の毒だ俺は種明かし をすることにしたまず考えたのは今後 ストーカー男が彼女や娘さんにつきまとう のをやめさせることだそのためには法的な 抑止力が必要だどうすればいいか大勢の目 がある場所で俺に暴力をふわせればいい 障害罪で国訴しない代わりに彼女たち親子 に2度と近づかないと約束させるのだ本当 は殴られた振りだけして派手に転び大げさ に疑って見せる予定だった本当に怪我をし ているので資格効果は抜群だろうそれに

そこは痩せても枯れても元劇団員オーバー アクションの舞台芝居には心得がある ところがお切開な看護士さんの登場で 筋書きが狂った焦った俺は足を怪我して いるのも忘れて行動を起こしてしまったと いうわけだ回復は順調とはいうもののまだ 左足に体重は乗せられない軽くこづかれた だけであけなく転んでしまい芝居抜きで 痛い思いをするはめになったというわけだ だから謝らないでこれは俺が仕組んだ罠な んだからいつもは怪しい光を称えている 彼女の黒い瞳が涙に濡れる転んだ表紙に 左肩を強して脱したのは計算外だったが 作戦としては大成功すでにストーカー男の 弁護士からは時男の申し入れが届いている 防犯カメラの映像から非常口の鍵を壊そう としたのもストーカー男の仕業だと判明し ているから交渉はこちらの思う通りに進む だろうそれにおかげで入院が伸びることに なったのだからむしろ上出というべきだ 一度聞いておこうと思っていたんだけど俺 は思い切って切り出した娘さんはどう思っ ているのかなそのお母さんの恋愛のこと春 期の女の子だから複雑な気持ちはあると 思うでも私が幸せになることを拒むような 子じゃないわそこは保証するだって私の娘 だもの少し考えてから彼女はきっぱりと そう言ったあってみたいな小さくそ つぶやくと甘いものが好きよと極秘情報を 教えてくれた俺は人生で1番幸せな瞬間を 実感していたが1つ問題があった俺は怪我 が治ったら東京に帰るのだ彼女たちには ここでの暮らしがある彼女もそれは分かっ ているはずだ時間は刻刻と過ぎるいずれ 訪れる別れに今は気がつかないふりをする しかない翌日娘さんが見舞いに来てくれた あいつを追い払ってくれてありがとう緊張 した声でそう言って小さな花束を差し出し た初めは会話も途切れがちでお互いぎしし ていたが俺が芝居をやっていたと聞くと 画然興味を示してくれて一気に打ち解けた 聞けば夢はアイドルでで1度でいいから 原宿に行ってみたいそうだママには内緒だ よそう言って唇に指を当てる仕草は驚く ほど彼女にそっくりだった彼女たち親子と の関係は良好だったがついに恐れていた 事態が訪れた会社から連絡が入ったのだ 曰く膝の怪我は業務中の労災だが肩の脱 eachは自己責任よって足の状態が 落ち着いたら早々に起きし出社するように との達しだ先送りにしていた彼女との別れ がいよいよ現実となって目前に迫っていた 落ち込み気味の俺の様子から彼女も何かを 察したようだいちさん外出と外発の許可を 取りましょう最後に一緒に素敵な思い出を

作りましょう娘さんの学校が休みの土曜日 彼女が運転する軽自動車で俺たち1泊2日 のドライブに出かけたまだ雪が残る国道を 彼女は警戒に飛ばしていくせっかく長野に 来ていながらスキー場と病院しか知ら なかった俺に長野が地元の彼女と娘さんが 色々なことを教えてくれる名物の恋料理や 娘さん一押しのスイーツも食べた永遠に 続くかと思われた夢のような時間は終わり を迎える病院に戻る社中はおやでももっと 賑やかだろうと思うほどどんよりと 静まり返っていた俺が東京に戻って1ヶ月 が経った足はほぼ感知し肩も動かせるよう になった東京でも間もなく桜の開花宣言が 出るそんな中俺は長野に向かって車を走ら せていた俺の会社は多くのアスリートを 顧客に抱えている怪我に対するサポートも 重要な業務の1つだだが今まで車内に医療 専門のチームはなかった俺は長野から戻っ てから勢力的に医療部門の発足を働きかけ ていたのだ賛否はあったがとりあえず トライアルとして数人の医療スタッフを 招集してみることになったそこで俺が押し たのが彼女だ数々の病院を渡り歩いてきた だけあって彼女の看護師としての腕渡しか だスポーツによる怪我の処置にもたけて いる条件としては完璧だ彼女にも打身する と元旦那の影がちらつく長野に未練はない し娘さんの中学進学のタイミングとも 重なるのでいい機会だと喜んでくれた東京 に憧れている娘さんが2つ返事だったのは 言うまでもないそういうわけで俺は2人を 迎えに向かっているこれから彼女と俺は 同じ職場で働くことになる魅力的な彼女の ことだすぐに車内の注目の的になるだろう はっきりと俺のものだと知らしめるために 指輪を忍ばせているのは内緒だ待ち合わせ の場所に彼女と娘さんの姿が見える俺は 慎重に車を寄せたお待たせ新幹線で行くっ て言ったのに少しでも早く長く2人と一緒 にいたくてそんなことを言いながら車を 走らせるあここで止めてくれる何の変哲も ない農家の前だいぶかしむ俺を尻目に彼女 と娘さんはスタスタと中に入っていく 知り合いの家かな親戚とかキョロキョロし ていると見覚えのある人たちがぞろぞろ出 てきたお世話になった看護師さんたち リハビリの理学療法師売店のおばちゃん 警備さん同質だったじいさんや新婚さん までいるあの若い看護師さんが微妙な表情 なのは隊員前に俺の枕の下からエロを発見 したからだ硬直する姿を病室の男3人で 苦笑いで見守っていたのを思い出す勢揃い した懐かしい面々をあけに取られて見回し ていると白いワンピースに身を包んだ彼女

と新しい中学校の制服を着た娘さんが姿を 表したここは亡くなった両親の家なの一致 さん私たちと家族になってくれませんか 堂々の公開プロポーズで先起こされ俺は 嬉しいやら悔しいやら泣き笑いのだ ちょっと待ってて俺は慌てて車に戻り隠し てあった指輪を取り出したこれを受け取っ てください差し出した小さな箱を彼女が 満面の笑で受け取る春の予感をはんだ 心地よい風が祝福の声をどこまでも運んで いくようだった思った通り医療部門は顧客 のニーズもあり実現に向けて動き出すこと になった今までの仕事とは違う形で医療に 携わることになった彼女は新鮮で楽しいと 意欲的に業務に取り組んでいる俺と彼女の お揃いの指輪に気がついた上司からは恋人 を呼び寄せるために会社を利用するとは なかなかの作手だなと嫌味を言われたが目 は笑っていたアイドル好きな娘さんはあっ という間に東京の学校に馴染み親しい友人 もできたようだオーディションを受けたい と言い出して彼女と俺をやきもきさせて いる彼女に1人エッチがバレなければ今の 俺はないと思うと不思議な気分になる人生 最代の汚点になるはずだった恥ずかしい 体験がこんな幸福を運んでくるなんてあの 日からまだ3ヶ月も経っていない彼女と 過ごした濃密な病室での時間が今となって は幻のようだ満ち足りた思いで俺の家族を 見やりながらこの夏は3人でで海に行き たいと考えていたギラギラと照りつける 太陽の下ビーチをかける彼女の死体を 思い描いて俺の胸は高まるウィンター スポーツには自信があるが水泳は実は ちょっと苦手だいいところを見せるために 同僚の元水泳選手に手解きを受けようかな 膝や肩のりはりにもいいに違いない楽しい 計画は翼を得てどこまでも広がっていく 思い切って海外に行くのもいいかもしれ ない新婚旅行だ彼女と娘さんのパスポート に記載される名前は俺の苗字だ想像して ついニヤニヤしてしまう俺のことを2人が 不思議そうな顔で見ているそうだあの長野 の公民か秋夜になっているか彼女の実家を リハビリ施設に改装したらどうだろう専属 のスタッフが常駐するアスリート向けの 隠れが風やど早速会社に提案してみよう 彼女がそばにいるだけで色々なアイデアが 次々と湧いてくるまさに彼女は俺の人生を 変えた幸運の女神だ衝撃的な出会いが もたらしたこの幸せを俺は一生大事にして いこうと心に誓った離れて初めて俺は俺の 本当の気持ちに気づいたんだあんなに長 そばにいたのにそれでも俺はその思いを なかったことにしたくなくて俺市乗発の

行動に出たんだ当時の俺は産業機器を扱う 専門勝者に務めて2年目の会社員入社以来 俺の仕事は勉強の繰り返し実家を出て 1人暮らしをする余裕なんてなかったその 日も俺はクタクタになってきたく俺の母親 が労うように言葉をかけてくれたお帰り 今日も遅かったわねお隣さんが来てるわよ ただいまうん分かった母親に返事をした俺 は2回の自分の部屋に向かうドアを開ける といつもの顔が待っていたお疲れお前随分 帰り遅いな残業うん残業続きあもしかして あれ取りに来たそうそうあれあれ とりあえずそれもらったらすぐ帰るよお前 相当疲れてるみたいだなうんもうくたくた 今出すからちょっと待ってこの人は オレンチの隣に住んでる1個上の先輩パセ だパイセンは何かと俺の相談に乗って くれる頼みのつ遊びも勉強も進路もこの パイセンがいたおかげで俺の今がある パイセンの仕事は医療系の義姉彼女持ちの パイセンは近々実家を出てアパート暮らし を始めるらしいパイセン引っ越しはいつ俺 も手伝いに行くから彼女と暮らすのいいよ な借りていたDVDをデッキから出すと いつの間にかそこに嫁子がいた2人で何 こそこそやってんの兄貴は彼女ののために 1人暮らしするんだへえ初めて聞いたお前 さ男の部屋に入る時はノックくらいしろよ ここは一致の部屋だろそれに一致だって 一応男なんだぞふん兄貴はいちいち うるさいのいちが男だなんてトの昔から 知ってるわパイセンの妹嫁子はJK高校2 年になったというのにデリカシーという ものを持ち合わせていない小さい時から ずっと一緒にいるから気兼ねすることは ないんだけど嫁子は一応女の子無防御 すぎるを通り越して最近は危なっかしい 覚えてしまうんだそれというのも嫁子の 場合体の発育と中身が一致していないよう に思う自分の兄貴はいいとして俺が異性 だってことを全く意識しないんだそもそも 二十歳を過ぎた社会人の男の前でするよう な格好じゃないだろうそのひ嫁子は俺の ベッドの上で足痩せストレッチなるものを 始めたここは男の俺の部屋なんだぞどん だけリラックスしてんだよすらりと伸びた 嫁子の足を見た俺は深くにもドキドキが 止まらないもう勘弁してくれそれから数日 後珍しく仕事が早く上がった俺は今日こそ ゆっっくりしたいと帰宅を急ぐ家の玄関を 入るとそこには嫁子のサンダルが揃えられ ていたくここは誰の家なんだまた俺の部屋 に入り込んで何かやってるな俺は脅かす つもりでそっとと部屋のドアを開けるいつ になく静まり帰った部屋に嫁子の姿は見え

ないかった中に入った俺は嫁子が隠れたと 思って机の炭を覗いたあれいないなふと ベッドに視線をうしたら布団が盛り上がっ ている静かに布団をめくりあげると嫁子が ぐっすり眠り込んでいた寝るんだったら 自分の部屋に戻ったらいいのに寝顔の嫁子 相変わらず無防御そのものただ起こすのも もったいないと思った俺はそこで考えた 今後のために一丁どかしてやっかそうだ 嫁子は鈍感だから少しは思い知らせてやっ た方がいいんだ男がどういうものかを教え てやる俺はスーツの上着を脱いでネタを 外すワイシャツとインナーも脱ぎ捨てた俺 は上半身裸になったそれから嫁子がかぶっ ていた布団を静かにはぎ取る嫁子はそれで も気がつかないあけない寝顔を見たら 可愛くてつい微笑んでしまう小さい頃から 全く変わらない嫁子だけどいいか嫁子いつ までも子供のままじゃいられないんだぞ狼 の恐ろしさを俺が教えてやる俺はがばっと 寝ている嫁子の上に追いかぶさった動け ないようにがっちりと嫁子の腕を抑えると 驚いた嫁子がかっと目を見開くえいち何俺 のベッドで寝るってことはつまりこういう ことなんだぞいいのかなんなのなんで裸な のやめていちこんなの嫌だよははは冗談だ よだからもう俺の部屋に黙って入るなよ 分かったか冗談嫁怖そう言うなり ものすごい力で俺を羽のけたその勢いに 押された俺は弾みで床に転げ落ちる一て何 すんだそれでも女かよその間に素早く ベッドから起き上がった嫁子部屋を出て いくのかと思いきやにやっと不敵な笑を 浮かべたふんいちも素直じゃないよね嫁子 が好きだってはっきり言えばは俺の決しの 行動は嫁子の勘違いを生み出した男に疎い はずの嫁子がJKだってことを俺が鵜呑み にしていたせいか嫁子は狼に表した俺を 恐れるどころかどストレートに俺が嫁子の ことを好きだって思い込んでしまったんだ 俺は嫁子撲滅作戦に失敗した疲れた体を 引きずって風呂に入った俺は明日からの ことが思いやられる明日も俺の部屋に嫁子 が来たらどんな説明をすればいいんだ 見せしめに男を見せたかっただけだなんて 理由が嫁子に通用するのかベッドに入ると 嫁子の匂いが布団の中に残っている俺の 匂いがするベッドに平気で寝てしま嫁子 ってどういう心境なんだ悶々としてきた俺 は嫁子を抑えつけてがっちり抱きしめた時 の感触を思い出す小さい時から抱っこし たり音符したり散々やってきたはずそれな のに今の俺は見事に成熟した嫁子に手を 余すようになってしまったんだ次の朝寝坊 した俺が急いで玄関を出たら隣の玄関から

嫁子が出てきたいちおはよう今日もいい 天気ねあら俺がおはようという前に嫁子が 俺の前にずずと近づくそして躊躇なく俺の 胸元に手を当てたななんだよだって一致の ネクタイがゆるんでしかも曲がってる みたい私が直してあげるわもういっちっ たら本当に1人じゃ何もできないのね嫁怖 そう言うと自分の学生カを地べたに置いて 俺と向かい合う資金距離で俺のネタを キュっと閉めて上まで引き上げたはい完成 行ってらっしゃいおおう行ってくる そうそう今日のお帰りは何時なんでたまに は差入れ持っていこうかななんて思って木 使わなくていいよそれに俺今日も残業だし 適当にあった俺だけど嫁子はそんな俺に手 を振って見を送った昨日までの嫁子とどこ かが違うそれになんだよネタ直すなんて まるで奥さん気取りじゃないか夜帰宅する と間もなく嫁子が部屋に来たいちこれ食べ てみてお母さんに教えてもらったの多分 嫁子が作った料理は初めてかなそれまで女 らしいことに無縁だった嫁子が俺に手作り 料理を持ってきたんだどどういう風の 吹き回しださサンキュー後で食べるから そこに置いといてうんじゃ一致は残業で 疲れているから私は帰るまたねええ嫁子が すぐに帰るだなんて信じられないそそれに なんだよ残業で疲れてるからっていのは礼 のきりかこんなの初めてだぞ嫁子に何が 起こったんだあもしかしてこれってあれか 昨日ベッドに押し倒したことが原因かそう だよな思いつくのはそれしかない急に女 みたいなことを言い出した嫁子に俺は脅威 を感じたこのままだと嫁子の勘違いが エスカレートして面倒くさいことになるん じゃないか次の日の昼休み俺は頼みの綱の パセにメールで相談忙しい会社に来てまで こんな話はしたくない俺はそれほど嫁子に 手を焼いていたんだろうな昨日の夜嫁子に 見せしめしようとしてわざと寝みを襲った そしたらいつの間にか俺が嫁子を好きで 我慢できないシに変られたさてパイセン ならどうするなんだと俺の妹に何しやがる なんちって嫁子いちのことが昔から好きな んだよ彼氏だと思ってる節がある俺が彼氏 いつからそんなの了承した覚えはないよ だったらはっきり言ってやれよもう部屋に 来るなってだけど言いにくいんだだよな パセと嫁子は俺の部屋での滞在時間が家族 より長いんだから急に来るなはないでしょ うんじゃあ遠回しに彼女がいるって ほのめかすとか遠回しそういうの嫁子は 鈍感だから気づかないんじゃないだなじゃ ストレートに彼女とイチャイチしてるとこ を見せつけるとかほうなるほどさすが

パイセンそれいいかも彼女とイチャイチ もちろん彼女なんていない俺はそこで考え たこの作戦には今日力者が必要なんだ しかもその役割はメインキャストである 彼女役そんなこと頼めるのは1人しかい ないというわけでさ今度の休みにレンチに 来てくれないかなもちろん報酬は考えて いるただし成功報酬だぞうまく彼女のふり をしてくれないとすぐばれからさなんで私 って感じはするけどでも一致私以外に 頼めるような美K女子いないか仕方ない 引き受けてやるわ同期入社のAとは結構 なんでもも話せる中冗談だか本気だか わからないけどエミには自識過剰の嫌いが あるビケあそうだなエミが俺の彼女だって 知ったら隣のJKも諦めるしかないだろう じゃあ当日は俺と抜かりなくいちゃい ちゃってことで任せなさいJKなんかに 負けないからはどうも喧嘩越のA味が気に なる控えめで大人しい彼女を演じてもらえ たら助かるんだけどないや待てよ嫁子急に 女らしくなてきたよなってことは色っぽい 大人女子を似負わせた方が効果的かうん JKとの大きなさってそこでしょう俺は エミに司令を飛ばす絶対JKに負けんなよ 勝負はお前の色気にかかっているラジャー そして作戦結構の土曜日昼駅にエミを迎え に行った俺はこれ見よがしに家までの道を 2人で歩く嫁子がタイミングよく出てきて くれたらラッキーなんだけどなしかし家に 着くまで誰ともすれ違うことはなかった回 の俺の部屋にA身を招き入れると母親がお 茶を出してくれたいちが自分から女性を 連れてくるなんて初めてあなたもしかして いちの私たち同期入社なんです特別な関係 ではありませんし母さん洋が住んだら早く 出てって俺はエミに釘をさし母親を 蹴散らすするとまるで時間を見計らった ように嫁子が部屋にやってきたいち クッキー初めて焼いてみたの味見してって お客さんうん会社で一緒のエミいつも 仲良くしてるんだお隣の幼馴染みさんって あなたいつも一致がお世話になっています 可愛いらしいわね今時のJKって感じ嫁子 はクッキーの包みを手に持ったまま 立ちすくむするとそこで再びAが畳みかけ たいちねえいつまで実家暮らしするつもり 私まくびれちゃった早く部屋借りて私が いつでも行けるようにしてよだな俺も仕事 が落ち着いたらてって思ってた待たせて ごめんそれからAは甘えたように俺の方に 頭を乗せる一部四重を見ていた嫁子はそこ でキビスを返したお邪魔しました階段を 駆け降りる音が聞こえて玄関の閉まる音が するどうやら成功みたいだななんだか

ちょっとかわいそうになったわそれから しばらくしてエミを駅まで送って帰宅した 俺に母親が言ったさっき嫁子ちゃんが来て すぐ帰ったわよねもしかして泣いてた あんた何か気に触るでも言ったんじゃない のちょっと刺激が強すぎたのかまさか嫁子 がなくなんてその日から俺の部屋に嫁子が 来ることはなくなったやっと心置きなく 自分の時間が楽しめるだけどそう思ったの はほんの数日で俺は嫁の罪悪感が大きく なってきたたまに顔を見かけることはある けど自分から声をかける勇気がないあんな 嘘までついた自分が情けないと思ったそれ から1ヶ月が過ぎた頃会社帰りの俺は駅で 嫁見かける嫁子はスツ姿で俺くらいの年代 の男と一緒にいた友達という感じには見え ないし彼氏かな目が離せなくなった俺は 嫁子とその男の後を追いかける当たりは もうとっくに日が暮れて真っ暗嫁子は男に 肩を抱かれて怪しげな道を進んだここって やばいだろその通りはが立ち並ぶスポット 高校生の嫁子には無縁な場所であることは 確かだ男と嫁子が照るの前で立ち止まる こそこそ喋りながらその男は嫁子の背中を 押して中に押し込もうとしたえ気がついた 時俺はも出ししてかけよりぐいっと嫁子の 手を引っ張っていたいちうちの妹をどこに 連れていくんですかまだ高校生なんです けど警察呼びますよえあ違いますこの子が 入ってみたいなんていうもんだからしし 社会見学です決していかがわしいことでは ありませんお兄さんですねじゃあ安心だ私 私はここで失礼させていただきます男は そくさとその場を去っていったお前こんな とこで何やってんのあの男知り合い知ら ない人さっき駅で声かけられた子供でも 分かるだろ知らない人にはついていかない の帰るぞ黙って歩いていたけど間が持た ない感じになってきた俯きながら歩く嫁 めこを見てたらその話題に触れないわけに もいかなくなるそういえば最近俺の部屋に 来ないなだって女さんに悪いもん元々私 なんて邪魔だったんでしょ邪魔ねえそれは 違うな嫁子が邪魔だなんて俺は思っちゃい ないだけどなんだよやっぱり小さい時とは 違うんだ年頃の女の子が男の部屋に来 るってことはそれなりにリスクもあるだろ 私にとって一致がリスクになるってこと うんそうだ俺だって一応成人男性の橋くれ なのもし間違いでもあったらどうする俺 いつ表するかわかんねえぞちにベッドで 抑え込まれた時私を好きだからしたと思っ たんだけど違うんだよね誰でも良かったん でしょ今日の私はそれと同じかも一致が私 を嫌いならもう誰でもいいって思ったそれ

は完全に意味を吐きてるぞ俺が言いたいの は男の生理的欲求のこと男は相手の気持ち なんか無視した行動が出てしまうことが ある分かるか俺は自分で言ったことに 大きな違和感を覚えた嫁子が俺に行為を 持っていることは前から知ってた大人に なってきた嫁子にドキドキしているのは俺 だろ俺は嫁子がそばにいることで自分を 抑えられなくなるのが怖かったんだ私は 一致が好きだから一致に何をされても困ら ないわだって一致じゃないと嫌なんだもん 私の気持ちがわかんないのは一致の方よ そう言われた時俺は思わずハっとした俺 嫁子が他の男とホテルに入るのを黙って見 ていられなかったんだ駅から尾行までして 嫁子を追いかけた俺ってってなんだよ 幼馴染みでパセの妹だから放っておけ なかっただけなのかそれ違うだろ嫁子俺 お前に嘘ついたあの時俺の部屋にいたのは ただの会社の同機彼女なんかじゃないお前 を騙そうと思って仕組んだんだ騙すとか 仕組むってどうしてだから俺自分でも知ら ないうちに嫁子が気になって仕方なかった つまりお前がどんどん大人になって異性と して見えるようになったんだよもしかして 私のことが好きだってことうんそうだだ けど今はダメだろ高二の嫁こと俺じゃ恋人 にはなれない意味わかるか年齢的な縛りは 無視できないんだよだろそんなこと分かっ てるよでも好きっていう気持ちは止められ ないのいちはその気持ちどこへ隠すの隠す んじゃなくて今は温めておく嫁子が ちゃんと高校卒業してそれでもまだ俺の こと好きだったら俺は嫁子を嫁さんにする それじゃだめか今はそれしかできないんだ うん分かったこの日がきっかけとなって俺 は自分の気持ちの隅々を精査嫁この自分の 気持ちを確認するに至りそれを嫁こと2人 で共有することになった俺の罪悪感は晴れ 心がすっきりしたのは言うまでもない次の 日から嫁子は前みたいに俺の部屋に遊びに 来るようになる自分の気持ちを認めた途端 俺の嫁子を見る目は変わった嫁子もまた礼 の配慮が生まれてこ良い関係が気づける ようになっていったんだ嫁子の兄である パイセンがアパートに引っ越したのはその 頃じゃあいち嫁子のことは任せたぞとは 言っても嫁子はまだ子供だからなお気楽に 構えているくらいがいいと思うぞうん俺と 嫁子は大丈夫パセも彼女とうまくやれよ 先輩を調子よく送り出した俺だけど嫁子が 降参になって進路が決まると心境の変化が 起こる大人になっていく嫁子のスピードが アップしてきたんだ私英語だけは得意なの 将来は翻訳家になるのが夢交換留学やっ

てる大学に決めた留学外国に行くのか ずっと雪きっぱなしじゃなくて半年から1 年くらいかなあっちで生活しながら勉強 すれば生きた英語が学べるでしょこれは もう絶対外せないからJK嫁子も降参に なると考え方はほとんどJDなみ小さい頃 から変わらずあんなに可愛らしかった顔が 綺麗だなと見違えるように変わった目標を 見つけた嫁怖ぐいぐい点数を上げて受験 勉強は順調そのもの俺は出る幕が少なく なって寂しさを覚えた緊張の大学受験を 終えた嫁子はまたしょっちゅうの部屋に 遊びに来た試験の手応えは上々すでに大学 生活への準備なんかも始めていた大学入っ たらとにかく勉強とバイト頑張る多分遊学 は3年になってから一致はその時何歳に なるんだろう26歳かなまだ余裕で若い 若いうちにやりたいことはどんどんやった 方がいいぞ大学行けばいろんな出会いも あるし楽しみだろ出会いは別に楽しみじゃ ない一致がいるから男には興味ないしそう か嫁子はまだ俺のこと変わらず好きでいて くれてんだ数日後の発表で嫁子は見事試験 に合格それを伝えに来た嫁子はいきなり俺 に抱きついたいち私たちついに解禁でしょ もっと私を強く抱いてずっと我慢してたん でしょ我慢そんなのもう慣れたよでもお めでとうよく頑張りましたそれだけもっと 言うことないの今までずっと言えなかった のよ今言わなかったらきっと公開するよ 改まっていうのも照れるなでも俺はずっと 同じ気持ちだ嫁このことこれからも大事に したいお前がいいっていう時まで プロポーズの言葉は温めておくそれでいい よなうん一致大好きもうちょっと待ってて ね嫁子は3年になってから予定通り果入学 生としてアメリカに行ってしまう あらかじめ知ってはいたけど俺の寂しさは 予想をはかに超えたいつもそばにいた嫁子 が1年も俺の視界から消えたんだ俺の エネルギーは信じられないくらい枯渇して 頭の中は嫁子でいっぱいそばにいる時より 思いが強くなる毎日のように電話で声を 聞き2人で励まし合う日々を重ねた遊学 から帰ってきた嫁航空校で出迎えた時の ことは今でも忘れないその感動は送り出す 時の何十倍も大きかったただいまいちお 帰りもう絶対話さない嫁子がそばにいて くれることが俺にとって最高の幸せ俺と 嫁子が一時的に離れた意味はこの幸せを 実感するためだったのかもしれないな好き とか嫌いの感情よりこの時の俺は嫁子への 感謝の気持ちが溢れていたしかし俺たちの ゴールインはまだこれから少し先の話に なる帰国後すぐに就活に入った嫁子は

もちろん英語を生かした仕事に目標を絞る 翻訳化とか通訳みたいな仕事はごく稀な 分野それでも外資系企業から白葉のやが たち採用通知を受け取った卒業後企業人と して働く嫁子はまたさらにパワーアップし た欧米人が多い職場での仕事は嫁子にとっ て転職とも言えるんだろう日に洗練されて いく嫁子の姿は俺の目に眩しく移り出す その頃俺は仕事が順調に進み地方死者への 不妊が小心の札だと言われていただけど 一旦移動すれば3年は動けないこの時俺は 29歳嫁子は24歳になったばかりどうな んだろうあと3年後でいいんだろうか年齢 的なことも去ることながら俺にはいつも 不安がつきまとっていた早く決めないと 嫁子が横からさわれてしまうんじゃないか 嫁子は俺の目にそれほど魅力的に移ってた んだろうな胃を決した俺はある夜嫁子に プロポーズ俺転勤するでもまた離れる なんて嫌だ結婚しないかえいちそれ今は 困るもうちょっとだけ待ってお願いそれ から3年間俺は地方死者での単身生活を よぎなくされるその間嫁子は時折り俺の 不妊先にやってきて和話を焼いてくれた 地方死者勤務を終え本社へ帰還した俺は ちょっとばかり失せもう絶対離れ離れは嫌 だと心に誓ったでもそんな俺の気持ちと 裏腹に嫁子には嫁子の目標があるらしかっ たそれを知ることになったのはそれから 半年後いちお話があるの短く言うね そろそろ準備オッケー準備オッケーって ことはつまり一致のお嫁さんにして約束 でしょあああでもなんで今ここ結論から 言うと嫁子は結婚と同時に勤めている会社 を退職した前々からやりたかった翻訳の 仕事をフリーでやることになったんだだっ てこれから子供でしょ一致のお世話もある し会社に勤めてたら思うようにできない じゃん私の場合さらにやりたいこともある んだよフリーの翻訳家としての仕事は もっぱら在宅1人目の子供を出産した嫁子 は現在2人目を妊娠中火事と育児の傍時間 を駆使して仕事に励んでいるたまに遊びに 来るパセは俺の兄貴になって俺たちには 追いめいもできた長いよで短かった俺と妻 嫁この馴染めは今家族という大きな輪に なったんだ気がつくと俺は家族のために 仕事を頑張れる自分が大好きになっていた 趣味は何と聞かれたらすぐに即答できるん だ俺の趣味は家族です胸を張ってそう 言える自分に会えたのは嫁子のおかげ ありがとう嫁子俺はこの幸せをこれからも 噛みしめていこうと 思う初めての行為にはうようなぎこちな 彼女の動きが俺を魅了する俺は干渉してる

だけじゃ済まなくなる自分を抑えるのに 必死だだけど彼女はそんな俺の手をぐいっ と引き寄せたそこからはもう咳を切った ように興奮の渦に巻き込まれていった デリヘルヘビーユーザーの俺にまさかの 出来事が起こったいつも指名してる女の子 と全く違う人物が俺の部屋にやってきたん だ戸惑う俺をよそに積極的に俺を誘う彼女 それ以来俺は過去のトラウマを払拭するが ごとく自然に彼女に惹かれていった顔は 普通で身長は高めインパクトは決して強い 方じゃないだろう運動が得意だったから 中高とバスケブに所属していた趣味は デリヘル上とあんなことやこんなことを 楽しむこと大人しい性格の俺は幼い頃から 友達と遊ぶより本を読んでる時間の方が 多い子供だった物知りな俺は勉強も割と 得意で周りの友達からは博士って呼ばれて いたこともあるそんな俺がどうして デリヘルにはまったと思う端的に言うと 恋愛というものに苦手意識があるからだだ けど勘違しないでくれよ俺は決して女性が 嫌いじゃないしどちらかと言ったら興味 心身だだったらどうして彼女作んないの って誰もが思うよなその答えはトラウマだ 高校時代同級生の女の子に恋した俺は彼女 の言葉を聞いてまだ告白する前に気持ちに 蓋をしたんだ以来女性と付き合うなんて 考えたことは1度もない格好の逃げ道を 見つけてしまったからだデリヘルを使えば お気に入りの子が至れくりで俺を喜ばせて くれるからなレモンちゃんはいつだって俺 を癒してくれるどんなに仕事が辛くても レモンちゃんと触れた途端俺の気持ちは リフレッシュされるんだその日俺はレモン ちゃんを指名していた仕事はきついし ストレスはそろそろ満たって感じだそんな 時こそ全てを忘れて楽しむのが俺言深いな 目にあったら快楽で帳消しにするのがりに 叶う時間ちょうどくらいにドアのベルが なるはずだお待たせしましたレモンちゃん 参じ待ってました今日のご気分はいかが即 行っちゃうそれともじらしちゃうなんなり と思しつけくださいご主人様このおバカ っぽいノリはレモンのお箱で俺にとって 最高の癒しどんなに張り詰めた神経もこれ で面白いくらいに分解されるんだじゃあ まず風呂かしこまり自分で脱ぐそれとも 脱がせるさあにたくよ俺が脱がせるに 決まってるだろもったいないきい俺と レモンちゃんはいつもそんな感じだけど その日は違ったんだドアを開けた俺は目の 前に立つ女性がレモンちゃんじゃないこと に驚いた熟女とまでは行かないけど明らか に俺のチョイスとかけ離れているえどちら

様ですか初めましてザクロですよろしくお 願いしますザクロっていかにも癖ありそう な名前だな女性は部屋の中に入ったけど俺 は間違いだっって気づいたからすぐにその ことを伝えなきゃって思ったあの俺レモン を指名してるんだけど手違いでもあったの かなそうなんですか意外と冷静な女性が その時俺の顔を真っすぐに見たあれどこか で見たことがあるようなもしかして俺の こと知ってる俺にそう言われた彼女は一瞬 固まったいいえ気のせいじゃないですか親 に答えたけど同様は隠せてないザクロと 名乗った彼女は白を切ろうとしていたまあ いいか俺はさらっと身を引いてくれること を願っている店にか確認した方がいいん じゃない間違いは間違いってちゃんと報告 しないとザクロはドアの近くに戻って店に 電話を入れたすると店の手違いでザクロと レモンが取り違えられていることが判明し たすみませんレモンは私のお客さんの ところですでに仕事に入ったそうです チェンジできないですがどうしますか俺は 頭が混乱している直に部屋を出て欲しいと 思っているんだそれにしたってなんで こんなところであってしまうんだここで 控えめににカミングアウトする俺の恋の トラウマはこの彼女が原因だ彼女とそんな ことするなんて興ざめもいいところだしな だけど何の因果でこんなことが起こって しまったんだろう蘇る記憶が相魔党のよう にぐるぐる回り出す俺と彼女は高校の同級 生バスケブに所属していた彼女は特に女子 に人気があって取巻きの中心でいつも笑っ ている印象が残っているボイシな彼女は変 に気取ってなくて穏やかな性格花立 くっきりで美人な彼女はスレンダーだけど 出るべきところが女性らしさを強調してい て男子からも相当持てていたそんな彼女が どうして俺とって思うだろう頭脳明積で スポーツ万能の彼女と俺じゃ天土地の差が あるけど本月っていう共通の趣味があった んだ家が比較的近くにあった俺と彼女は 部活帰りが一緒になる時があってその時に 本の話題で盛り上がった俺はとにかく 手当たり次第に読むんだ俺レチの本棚には まだ呼んでない本が山ほどある両親揃って 本のコレクターだからなえうちもそう家の 中が本だらけだからつい呼んじゃうでも 読み始めると止まらなくて勝中毒みたいに なっちゃったわ今時文学青年っていう言い 方は古いかもしれないけど俺と彼女は そっちにくられる人間本月の俺と彼女は いつの間にか一緒に帰ることが日課のよう になっていく年頃の男女が毎日のように 一緒だとプルかって思われるかもしれない

けど彼女はサバサバしてるし俺を男だ なんて意識していない様子だだけど突然俺 の心境に変化が起こるちょっとこれ見て 下校途中一緒にフル本屋によって本を呼ん でいた彼女が俺を呼んだ近づいて彼女が さす本を覗き込むとした時彼女からいい 匂いがした俺より少しだけ身長が低い彼女 が女性っぽい色かを漂わせたんだ以来彼女 を女として意識するようになった俺は会う 度にドキドキ女子に興味なんてなかった 奥手の俺が遅ればせながら春期に突入し たってことだろうか思いが妄想を生み俺の 頭は彼女で充満してきた単なる本月の友達 っていう枠を飛び出してしまいたい俺が いるんだこれは多分俺の人生で初めての恋 本以外に相性のいい相手なんかいなかった 俺が初めて人間の女性を好きになった恋愛 スキルなんて持ち合わせていない俺はすぐ そっちの情報を漁る武器用でどん臭い俺の 頼りはこんな時でも本に尽きるんだ俺は 本屋で立ち読みして女子の落とし方みたい な記事を読んだ告白するそうだまず告白し ないと次のステージには進めないそんな ことを考えながらも彼女と一緒の下校は 続いている本以外の話なんてしない俺が いきなり告白って次元が違うよな俺は好き な本を読むことも忘れるくらい彼女のこと を考えた忘れもしない夢の中に彼女が現れ た時俺のパンツは濡れていたんだだけど そんな俺に戦慄の瞬間が訪れることになる バスケブは男女とも同じ体育感隣あった コートで練習することもあるけど部活中は 彼女と話なんてしたことがない1年の時 から一緒に下校してる俺と彼女には妙な噂 が立ち始めていたからだ高2の夏休み部活 の日俺は物質にタオルを忘れて取りに 行こうと体育感を出た水道の近くを通ると 女子たちの声が聞こえる見れば女子バスケ ブの連中が休憩中だおラッキー俺は気づか れない程度に近寄ったすると彼女とその 取巻きの声がビンビンに響いてきただから さ毎日一緒に帰るるってたごじゃないよね 一致とできてるって噂されても仕方ないと 思うよそんなんじゃないよただ趣味が同じ で部活の後の部活やってる感じなのでも そういうのって普通好きでもない男子とは やらないでしょごまかしたりしないで好き だってはっきり言えばいいじゃんえ私が やめてよ好なんかじゃないよ一致が勝手に 私についてくるだけだしえなんだってそう だったのか俺はその場を後にした物質から タオルを持ってくることも忘れて体育館へ 戻るその後どうやって帰ってきたかは記憶 にない胸にバズー加法を打ち込まれた俺は それから一切彼女には近寄らなくなった

部活が終わると駆け足できた 彼女の記憶をかき消すように本に没入した そのまま高校を卒業した俺はとある大学の 文系学部進学編集者を目指して今の会社に 就職したんだだけどなんで今更彼女が俺の 前に俺は運命とかいう目に見えないことを 連想した今になるとその意味が分かるんだ けどなそうこれは俺たちの馴れ染めの本格 的なスタートつまりザクロって名前の彼女 は現在俺の妻嫁子ってことになるんだ チェンジっていうかレモンがダメなら キャンセルでいいよえそんなせっかく時間 作っていただいたのにキャンセルは申し訳 ないです何言ってんだよお前とできるわけ ないだろ心でそんなことを言った俺に嫁子 が返事をした私じゃダメですかレモンと 得意は異なりますがご要望には何でもお 答えできるように頑張りますうん今日は いいや俺出鼻なくじかれると曲がるんだよ えどこが曲がるんですかへそに決まってん だ嫁子はなかなかのつも部屋に入ったが 最後っていう意気込みがバンバン伝わって くるこちらの不手際なのでサービスします から帰れなんて言わないでくださいじゃあ OPつけられる予定にはなかったけど俺 干渉したことないんだできるサービスし なくていいよちゃんと追加料金は払うから 俺はわざと無理なんだを押し付けようと 思ったんだ中にはこれを受け付けない情も いるって前に聞いたことがあるからだ実は 私も初めてですだけど仕事なのでやれって 言われたらやります私の初めてをどうか 見守ってくださいマジでやるのかだけど そこまで言われて断るなんて男が廃る初め は気のりしなかったけど嫁子が服を抜いで ベッドに横たわった瞬間俺の男がさっさと 首をもたげてしまったそれから嫁子は 初めての自行為に俺はギャラリーとして その干渉に望んだ嫁子のスタイルは高校 時代と変わらずメイクすることでさらに 美しさを増している俺は次第に昔の自分に 帰って遂げられなかった思いが溢れ出す胸 に開いたはずの穴が埋められていく気がし た初めての行為にはうぎこちな嫁子の動き が俺をどんどん引き込む干渉してるだけ じゃ済まなくなる自分を抑えるのに必死 なれそんな俺の手を嫁子が急にぐいっと 引き寄せたもうそこからは咳を切ったよう に興奮の渦に巻き込まれる俺と嫁子嫁子は 俺のフィニッシュをちゃんと受け止めて 自分も果てた頭で考え出したら昔好きで 振られた女とそんなことはできないのかも しれないだけど俺の場合投資することには 慣れている怪と不快だけの世界って理屈を はかに超えたところにあるんだ俺はその夜

嫁ことの思わぬ再会でただならぬ快楽を 共有したその刻印はなかなか消えずに もっと求めたい感情が湧き上がるのを 感じるようになったんだそれから俺は ザクロという名の嫁子を指名するように なる何度かプレイを楽しんだけど余計な ことには一切触れなかったそれはデリヘル を利用する際には当たり前の常識だし俺と 嫁子にとっては暗黙のルールなのかもしれ ない過去を引っ張り出した途端俺たちの 気持ちいい関係は崩れてしまう気がする もんなそれでも本の話だけはした今でも本 を読み読み出すと止まらない嫁子が顕在だ ということも分かった俺さ結局本月が講じ て出版社に就職したんだ転職だだって思っ て始めた仕事だけどかなりきついぜでも まあこれ以外にやりたい仕事もないから 続けられるんだけどなそうなんだ羨ましい な一致の編集した本をいつか読んでみたい こんな会話を楽しんだかと思えばその後 快楽に溺れていく俺と嫁子他人から見たら 国慶に映るのかな明暗とか音葉とか昼と夜 くらい大極なことを短時間でやってのける んだからだけど嫁ことはこの夜を最後に 疎遠になった俺の仕事がピークで寝る時間 さえ年できない繁忙機に入ったんだ取材や 外回り持ち込んだ資料の確認をしていると いつの間にか深夜家に帰りたくても移動 する時間さえもったいないと感じる俺は その日も会社に泊まることを決めて食料の 買出しに外へ出たしばらく歩くと前方に 小競り合いする男女が目に入るちょっと 話して私予定があるから急いでるのなんだ よ俺以外の客とやってんのかそんなところ に行かなくていいから俺と一緒に来いよ私 今日は友達と飲みに行く約束してるのもう 時間だから本当に勘弁してよ嫁子の声だ俺 は急いで嫁子と男がいる場所へ走った そして2人の間に立ちはかる嫌がってる じゃないですか手を話してやってください 事情は知りませんが女性に乱暴するなんて 見過ごすことはできませんね警察呼びます よなんだお前もこいつの客かこいつともう やったのかこの女絶対やらせてくれねえ からむかつくんだよ何のお話か分かりませ んが話に乗らない俺にちっと舌打ちした男 はやっと嫁子の手を話して夜の街へ消えた 嫁子を見ると小さく肩を震わせている 大丈夫怪我してないかうんありがとういち 今少し時間ある私足が楽学しちゃって少し 休みたいああ少しだけならあるよそれから 俺と嫁子はのカフェに入って人息入れる ことにしたさっきのことがショックらしく 嫁子はなかなか口を開かない怯えてる嫁子 はどう見たって普通の女性だ服装湧い

たって清楚で育ちの良いお嬢さんて言って もいいくらいだ風俗過量なんて嫁子には 向いてないんじゃないかって俺は思った あのお客さん独占欲みたいなのが強くて 困ってるの本番やらせろって言うから指名 は受けないことにしたんだけどさっき偶然 あっちゃって嫁にはこの仕事向いてないん じゃないか嫁子ならもっといい仕事がある んじゃないかな無理すんなよ嫁子はういて 口をゆっ結んでいる見れば目に涙さえ 浮かべているんだごごめん俺余計なこと 言ったよな気にしないでくれ実は大学生の 時に父の会社が倒産して借金で生活が 苦しくなったの住む家も車も何もかも なくなったわだから私が働いて家族を養わ なくちゃならない私が働かないと家族全員 食べていけないのよそれでデリヘルにうん ソープは嫌なんだよね報酬はいいんだけど どうしてもそれだけは俺はさっき追い払っ た男が口走っていたことを思い出した ソープは本番ありだけどデリヘルなら本番 はしなくていいもんな俺は初めて嫁子の口 から聞いた父さんの話より嫁子の低そ みたいなことが心に引っかかるそれに限り なく近い行為をしてるけど嫁子にとって 本番を許さないこととは自分を保つ柱なん じゃないだろうかなるほどそういうことか やめろとか俺が口出しすることじゃないと 思うだけどさ無理だけはすんなよその夜は そう言って嫁こと別れただけど仕事に戻っ た俺はやるべき仕事が山積みにも関わらず 嫁子のことが頭から離れない何か嫁子の力 になれることはないのか嫁子気にかけ ながら仕事するだなんて頭がパンクして しまうそういえば最近忙しすぎてにすら 入れてないなそろそろ体が匂ってる気がし たそれでも時間はココと過ぎてゆく調子 から苦言を呈され続ける俺は精神崩壊寸前 こんな時うせしたストレスを発散してくれ たのはレモンちゃんだったけど今は嫁子 以外に考えられなくなった嫁子に会いたい なそんな俺の気持ちが伝わったんだろうか いつものように夜の買い出しのため会社を 出た俺にメッセージが入った一致元気にし てる仕事しいの風とか引いてないずっと 呼んでくれないからちょっと心配してる今 めっちゃ仕事が立て込んでてほとんど会者 で寝泊まりしてただけど少しくらいなら 時間取れるから会おうかその2日後霧の 良いところまで仕事が進んだ俺は嫁こと 会う約束をしたとはいえまだ俺の仕事は 大量に残っている食事くらいならできる けどデリヘルとか飲みはちょっと無理 っぽい夕飯がてらファミレスで落ち合った 俺と嫁子はすぐに食事を始めるこんな時間

で悪いな俺この後まだ仕事残ってるんだで も久々に外食でまともな食事にありつけた よ1人だとコンビニ飯ばっかりだからな 食事くらいゆっくり取れないのそれじゃ体 壊しちゃうでしょ忙しすぎてそんな暇ない んだよね食事だけならいいんだけどさ俺 風呂も6に入ってないんだぜえそうなの いちかわいそう俺の体を心配して道場する 嫁子にぐっ心を持って行かれるだけど仕事 が辛いなんて口が避けても嫁子には言い たくないだって嫁子はこれ以上の苦労をし ているんだもんなだけど気がつくと愚痴っ てる俺がいた俺が担当してる作家さんは かなり変わりもなんだだから誰も助けて くれないしほぼワンオペみたいな感じなん だよストレスはもう最高調だぜだけど弱ね 吐くのも悔しいしな嫁子は俺の話を うんうんと真味になって聞いている食後に コーヒーを飲んでそろそろ行かなくチと 時計を見た俺に嫁子はアドバイスをくれ たいち肩の力抜くこともありだと思うよ一 ちって昔から集中力が半端ないでしょ きっと作家さんはマイペースなのよ流れに 任せてみたら張り詰めたまんまだと体の方 が悲鳴を上げちゃうよその嫁子の言葉が 影響したかどうかは不明だけど焦りとか 不安に苛まれていた俺はそれからちょっと だけ気持ちに余裕みたいなものができた らしいいちいち言われることにとんがって 抵抗した自分がま一家っていうスタンスに 切り替わったそうなると同僚との大いない 会話に笑顔が乗っかる少々上司に突っつか れても後ろを向いた途端にベーっと下を 出してお茶開ける気持ちの余裕が生まれた そうやっているうちに俺の担当した仕事も どうやらゴールが見えてくるよしここまで くればもう大丈夫だ重たかった方の身が 降りた俺は早速嫁子に連絡嫁子やっと仕事 上がるぞ今夜飲みに行きたいけど予定は よかったねもちろん行くわその夜俺は嫁子 と居酒屋で合流久々に弾け飛んだ俺は飲む ペースが尋常じゃないだけど嫁子も負けず らずで意外に酒に強いらしい2人で気持ち よく酔っ払った俺たちは次第に言いたい ことを言い出すお前はさあ俺のことなんか 眼中になかったんだろ学校帰りに一緒に 帰ったのだって俺が勝手について行った だけなんだもんな何それそんな昔のこと 引っ張り出すなんてひどいじゃん言っとく けどそれは一致の誤解だからね誤解ってな んだよ俺は嫁子が好きだったのに告白も できなかったんだぞ俺なんか好きじゃな いって言ってたじゃないか俺はこの耳で 聞いてたんだ思わず声を張り上げた俺お前 に嫁子しんとしてしまうどこか一点を

見つめて寂しそうな顔をしたごめん俺 ちょっと興奮しすぎただけど誤解ってなん だよだからね私友達に冷やかさて思わず 口走っただけなの本当はいちのこと好き だったのに私って馬鹿だよねいちがそれ 聞いてたなんて知らなかったわえ嫁子俺の こと好きだったのかそれマジか嫁子はうん と小さく頷いたもしかすると今こうやって 一緒にいるのは時間を巻き戻せてことかな 俺のトラウマは今まで解消されること なんてなかったんだよデリヘルでレモンと 遊ぶ俺は全然嫁子から卒業できてない証拠 じゃかだけど嫁子が現れてから俺の気持ち には変化が起こった遊ぶことが目的じゃ なくて会いたい一心で嫁子を指名していた んだからつまり俺たち2人のねじれた部分 をまっすぐに伸ばすタイミングが来たって ことだろう俺は即興みたいだけど自分なり の意付けを嫁子に説明してたそして今こそ その瞬間だって俺の酔った頭が答えを出す 俺告白する嫁子が好きだやっぱり嫁子しか 見えない今からでも遅くないちゃんと 付き合おう嫁子は俺の長々とした話を ちゃんと聞いていたそしてそんな俺と 真っすぐに向き合ってくれたんだうん私も 一致が好きこれまでもこれからも大好きお 互いの気持ちを確かめあった俺たちはそれ からちゃんと付き合うようになったでも そうなると嫁このデリヘルでの仕事が俺 たち2人の足かせになる家族を養うために 仕方なくデリヘルを続けている嫁子そんな 嫁子を見るたに俺の心はすんだ嫁子が仕事 で他の男に触れられると思うと気がくるわ ばかりの俺は嫉妬に苛まれてどうしようも なくなったんだ嫁子ちょっと一緒に来て その日俺は嫁子を呼び出した俺はラブホ なんて行気はない嫁子にふさわしい場所で 1つになりたいって思ってたはいクラスの ホテルを予約した俺は嫁子の手を引いて 部屋に入るゴージャスなベッドが据えられ たエグゼクティブルームそこで俺は初恋の 嫁こと思を遂げただけどそれは俺のけじめ の始まり明日とに嫁子自分だけのものにし たい俺はそれから死者ぐいで仕事と戦った まるで動物のオスが1匹のメスを獲得する 時みたいに元々真面目だけが取の俺だけど 嫁子のおかげでさらに勢いが加わったする とそんな俺をずっと見ている上司がいた らしいいち君最近調子いいんじゃない次の 企画やってみる新しく配属されてきた女 上司が俺を引き上げてくれたあなたみたい な実直な人が私は好きだわ調子いいこと ばっかり言ってる男は信用できないからね その上司のフォローもあって俺は大きな プロジェクト企画に参戦結果は上場で社長

賞という名誉ある実績を手に入れたすると 小心の話がするする舞い込んで俺の年方は 驚くほどアップしたんだ年齢的にも仕事的 にも経済的にも安定した俺はすぐに嫁子の 実家に挨拶に行った少しでも早く俺の力で 嫁子を幸せにしたいって思ったんだ嫁子を 頼りにしていた家族は俺に頭を下げて涙を 流すありがとう嫁子は家族のために十分 尽くしてくれました私たちはどうにか生活 できるのでどうか嫁子を幸せにしてやって ください最就職して働いている嫁子の父 パートの母親弟はすでに社会人となり嫁子 の実家は平穏を取り戻していた嫁子は すでにデリをやめて俺と一緒に住むように なってたのでそれからすぐに咳を入れて 豪華じゃないけど式を上げた嫁子はやっと 俺の奥さんになったんだそして現在俺は ますます仕事の鬼となりブカしごく鬼上司 という役割嫁子は趣味と実益を兼ねた ライターの仕事に熱中して今が一番幸せ だって言ってる俺ももちろんそうだけどな 俺の馴れ染めはこんな感じだけど君のは どうかなよかったらコメント欄で聞かせて くれ最後まで聞いてくれてありがとう高校 時代の思い出と言ったら何を思い浮かべる だろうかべたかもしれないが俺は中学高校 と野球に明けくれる日々を過ごしていた そんな俺によせぬ出会いが待っていた本当 に普通ならありえない出会い方をした俺だ からなかなか人には言う機会もなかった そんな俺に起きた馴染めを書き記して みよう俺の名前は一致中高一貫校の野球部 に所属している決して野球の競合校という わけではない高校は3年間だけど実質野球 に集中できるのは2年間春の選抜に出場を 果たすことができれば俺の野球は完全年少 って言えるんだけどなそのためには秋の 大会でどうしても買ってみたい高2になっ たばかりの俺だけど1年からレグラ怪我も なくここまで来られたのは自主トレの おかげだ全体練習の後クールダウンの つもりで軽いトレーニングをしていた俺の 顔に雨が当たったこめだなこのくらいなら 問題ない走り込みを始めると急に雨足が 激しくなったいちそろそろ終わりにしろっ て本りだぞグランド奥の物質を出てきた 友達が俺に向かって叫ぶ俺はそいつに手を 振りながら答えた分かった明日の朝にする 朝連は強制じゃないけど欠かしたことが ない転生の野球センスなんて持ち合わせて いない俺は熱っからの努力型だここでの 野球が終われば俺もみんなと同じ受験生に なる最後までくらいついて結果を出したい という気持ちのの方が強かったずぶ濡れに なった俺はグランドを見渡して片付け残し

がないかを確認物質に向かって歩き出す頃 野球部員たちの姿は1人も見当たらなかっ た物質のドアを開けようとしたら鍵が かかっているあれ誰か閉めたのか大雨だし 誰もいないと思った後輩が気を効かせて 閉めたのかもしれない水はけがいいはずの グランドがみるみる大きな水溜まりになっ た俺は多分中のパンツまでずぶ濡れだろう ここまで濡れてしまうと雨を避ける意味 なんて全くなし仕方なく校舎の方へ歩き 出すと職員室の明りが見える顧問の先生に 鍵を借りたいけどこのままの格好じゃ無理 だよなユニフォームから水が下っている 教室にジャージを置いてた俺はまず 着替えようと2回の階段を上がるとくに 部活が終わる時間を過ぎた校舎には生徒の 姿は見当たらない薄ぐらい教室の電気を つけようとしたけど手を止めた誰もいない とは思うけどここで着替えるなら暗い方が 無難だなユニフォームを脱ごうとしたら すっかり濡れて体にへばりついていた上 半身裸になった俺はロッカーにあった タオルで頭と体の水気を脱ぐズボンを 脱ごうとしたら足がなかなか抜けない アクセ苦闘の末やっと脱いだズボンと靴下 をスポーツバッグにねじ込んだパンツ一丁 になった俺はそこで立ち止まるこの濡れた パンツの上からジャージを履くなんて 気持ち悪すぎだよな俺は躊躇せず体にひつ いたボクサーパンツを脱ぎ捨てたん視線を 感じたような気がした俺はドアの方に目を 向けるえそこには制服姿の女子が1人で 呆然と立ち尽くしていた人がいるなんて 信じられない俺はじっと目を凝らす女子と 俺の距離はほんの数命とる生徒会長の彼女 だってことに俺はすぐ気づいただけどいつ もの彼女とどこか違うんだよなその違いが 何かを見極めるのにしばし時間を用した俺 あそうかメガだ彼女は普段メガネなんて かけちゃいないそっかいつもはコンタクト なんだな納得した俺は彼女の顔を見てまた 驚く彼女の視線は俺ののあたりに釘付けな んだよ眼鏡のどが合わないんだろうか レンズの奥の目は焦点を合わせようとする みたいに細くなっているこの間数秒なん だろうけど俺には結構長い時間のように 感じたは我に帰った俺は慌てて両手で前を 隠す彼女はそれでも微動だにしない 恥ずかしい俺のことを気にしている様子 なんて全くないんだ何見てんだよ見せもん じゃねえぞ俺の声にハトした彼女は途端に 真っ赤になる急いで教室を飛び出していっ てしまった彼女の名前は嫁子俺の学校の 生徒会は2年が中心で運営される嫁子は2 年に真untilしてから生徒会長になっ

た優秀を絵に書いたような女子真面目で 正義官が強く生徒ばかりじゃなくて先生 からの信頼も熱いおまけに用し鍛repr な彼女はは女子高生というよりイメージ的 に女子大生に近いと思う制服を着ている から高校生って分かるけど脱いだらさかし 大人っぽいんだろうな彼女は今時のJKと 違って口数が少なく大声を出してはしゃい だりはしない特に生徒会長をやってる時の 彼女はリとしていて他の追随を許さない 一種独特の雰囲気を醸しているんだそんな 彼女に憧れる人は多くて上級生男子や火九 生女子たちにはかなりの人気同級男子の俺 たちなんて眼中にないんだろうなクラスが 違う俺は彼女を遠くから眺めるのが関の山 そんな高の花の嫁子に俺は酸っぱ高を見 られてしまったんだぜしかもなんで俺のが そんなに気になるんだあの目はただ者じゃ ないって気がするのは俺の勘繰りに過ぎ ないのだろうか男に免疫ありってことじゃ ねえのか次の朝朝連が終わった俺は急いで 校舎に入る廊下を走っていたら前方から 嫁子が歩いてきた 昨日の出来事が鮮明だけに俺はどんな顔を していいのかわからない近づいてくる嫁子 はメガじゃないからコンタクトか嫁子は俺 に気づいたんだろうかちょっとだけ歩く スピードを落としたああの俺は完全に テンパった嫁子に声をかけられたかもって 思ったけど走って教室に向かってしまった んだなんとなく申し訳ないような罪悪感 みたいな気持ちがあったのかもな真面目で 成績優秀日の内所ののない嫁子にあんな ものを見せてしまったんだから自分では 粗末だとは思わないけど嫁子には分布装 をって気がしてきた昼休み先生に呼ばれて 職員室に行ったら嫁子が他の先生と話して いたこりゃまずいと思った俺は嫁子に 気づかれないよそと職員室を出るすると なんてことだ目の前に嫁子が立っている じゃないかえいち君怒ってるよねええ怒っ てる俺だって私あんなにじろじろ見ちゃっ て本当にごめんなさい小さくなって頭を 下げる嫁子生徒会長でみんなの前に立つ姿 とはお違いだったべ別に怒ってないよだ からもう気にすんなよ俺はそう言った後 走って教室に向かう走りながら胸が ドキドキして仕方なかった自分よりかなり 大人っぽいと思ってた嫁子がしらしくて 守ってやりたくなるくらい弱々しく見えた からだ午後の授業が始まっても俺はちっと も身が入らない申し訳なさそうな嫁子の顔 がちらついたつやつやの髪透き通るような 肌吸い込まれれてしまいそうな瞳野球に しか興味のない俺が女のことを考える

なんて珍しいぞでも部活に行けばそんな ことも忘れて練習に汗を流しただけど ランニング中バッグネットを見た俺は酔っ して後ろにのけぞるななんだなんとそこに は誰かを探しているみたいな嫁子がいたま まさかネットの内側にいた1年が嫁子に声 をかけられたその1年の後輩は俺を指差し て何やら答えているそしてその後俺に 向かって叫んだんだ一致先輩お客さんです なんだとやっぱり俺なのか逃げるわけにも いかない俺はバッグネットに早足で向かう ネット裏まで行くと今度は嫁子が駆け寄っ てきた練習中にごめんなさいこれお詫び です冷たいスポーツドリンクが2本俺の手 に差し出されえいいの悪いなでももう気に すんなって言ったろうんでもごめんね練習 の邪魔しちゃった嫁こそう言うと走って グランドを立ち去ったその後ろ姿を見てい たら友達が俺を冷やかすあれれれなんで 生徒会長が来てんのいちお前なんか やらかしたのか何もしてねえよ変な噂でも 立てられたらたまったもんじゃないだけど 嫁子に裸を見られたなんて誰にも言える わけはない俺はじじ胸が熱くなる自分に 気づき出すもしかして嫁このこと意識し ちゃってんのか俺まさか気のせいだよなだ けど俺の胸の鼓動は嫁子が司会に入るたび に高鳴り出すその日は科学室に行こうとし て廊下で嫁子とすれ違った俺がドキドキ するのは当然だけどちらっと見たら嫁子の 顔も赤くなっていたもしかして嫁この方も 俺を意識してんのかままさかねへいヘイ ボンボンで野球ばっかやってる俺に生徒 会長の嫁子が興味なんて持つわけがない俺 の学校には頭脳明積でイケメン男子はざら にいるんだ真っ黒に日焼けした元祖高校休 事の俺なんか相手にされるはずがない嫁子 は高くそびえるお城の上の方にいるお姫様 俺はその足元にも及ばないんだよその日の 午後俺は洗濯科目の美術で美術室に行った 登板で美術準備室に入ると美術部の連中が 描いた笑顔と殺せましと並べられいるえこ れってその絵はなんとか像っていう彫刻を 描いたものだろうか筋肉質な男性がていう よくわからないけどどこかで見たことが あるやつだだけどちょっと待てよどこかに 違和感を感じたそっか彫刻っぽくない金星 の取れた体は見れてしまうほど美しい こんな絵が描けるなんて誰だろう絵の裏に 回って作者の名前を見た俺はひっくり返り そうになるよ嫁子かまあ嫁子なら書けるか もな嫁子が美術部だってことをその時に 思い出しただけどなんか引っかかったこ れって彫刻なんだよな褐色の肌と男性の シンボルえまるであん時の俺じゃねえか

美術準備室にある嫁子の書いた絵を見て から俺は嫁子に対する印象が変化したよう に感じるそれに嫁子と同じクラスにいる 野球部の友達が俺に教えてくれたんだ先生 と話してるの聞こえたんだけどさ生徒会長 は美代目出してるんだって専門の進学塾に も通っているらしいぜへえやっぱ優秀なや つってやることが人より何倍も早いな俺 なんかまだ大学も決まってねえしまそう 言うなって俺たちは野球にどっぷり使って んだからここまで来たらゴール目指すしか ないのまあな今んとこ悔いは全くなし試合 で勝ったら人生変わるかもしんねえし はははそうだと面白いんだけどなそっか なるほどね嫁子には大きな目標があるんだ な俺なんかとは鼻から大違いそれに嫁子 みたいに絵を描く人間って普通の人とは 感覚的なものが違うんじゃないかなつまり 同じものを見たとしても見え方が違うとか だから俺のを見たからって特にいやらしい 発想なんて浮かばないんじゃねそう考え たら俺の下半身を凝視したことも納得 できる表現者っていうのは下世話なものと は無縁なんだな嫁子は俺とはやっぱり 別世界の人間なんだ 走行やっているうちテストが終わり夏休み が近い秋の大会まで約1ヶ月だ俺たち野球 部の練習はいよいよ境を迎えるその頃には 嫁子のことはすっかり気にならなくなった 野球のことしか頭にない俺だけど夏休みに 入ったばかりのある日のこと練習が終わっ た俺に久々嫁子の姿が飛び込んだ嫁子も 美術部の制作が忙しいのかな着替えて 帰ろうとしたらネット裏まで嫁子が来てい たいち君久しぶりあああ久しぶりだなもう 少しで大会だよね私絶対応援に行く頑張っ てねあありがとう嫁こえ頑張れよえあ美術 準備室に行ったらあったんだよあれ制作中 なんだろ見たのうんたまたま見えたなんと か像ってやつだろよく知らないけどままあ そんな感じかなだけどちょっと恥ずかしい ななぜか嫁子の顔が真っ赤になっている なんでだどうして赤くなる俺の方まで 恥ずかしくなってついに罠が持たなくなっ たししろ決まったのかえあうん私は美代に 行くって中学から決めてたから将来は学芸 員みたいなことやってみたいななんてふん すげえな俺なんかこれからだぜまだ何も 決めてないやそうなんだでもいち君て器用 そうじゃんなんでもうまくやれそうそうか 気がつくと2人並んで帰りの道を歩いて いる俺と嫁子女子と一緒に帰るなんて 初めてかもなドキドキとワクワクを ミックスした気持ちがするそれに嫁子は 試合の応援に来てくれると言ってくれた

どんなことがあっても勝たなきゃな今まで の勝ちたい気持ちと全然違ったまるでこの 試合に勝ったらご褒美に彼女がもらえます みたいな一斉1台の勝負に出るような 気持ちになってたしかしそんなにうまく いかないのが現実周期大会は無惨な結果で まを閉じたんだ俺の高校野球はここまで 来年夏の甲子園予選もあるにはあるしかし 俺の高校では新1年と新2年がメイン3年 生はほぼ受験のために引退という流れなの だ俺の高校は野球の競合とは言えない 進学校短い野球生活にメリハリをつつける のは自分自身の選択親との約束でもあった さあ次へ進むぞ自分を知った激励するも 目標のくえは波大抵じゃない一致遊び行く ぞどこにだよ部活から足を洗った俺と友達 はとりあえずその日だけ遊びに繰り出そう ということに遊びと言ってもカラオケ くらいのもの思いっきりシャウとして完全 燃焼しないとな力の限り歌って踊ったら 気持ちが少し張れた気がする明日からは俺 の新しい高校生活が始まるんだ覚悟を決め ないとな次の日学校に行くと全校長会で 生徒会からの連絡があった11月の文化祭 に向けての取り組みが始まります3年生は 受験が近づいていますので2年生が率先し て頑張りましょう計画は早めにお願いし ます生徒会長の嫁子が全校生徒に向かって 指示を飛ばすそういえば嫁子試合の応援に 来てくれたんだよなあんなに嬉しかった 嫁子の言葉が試合に負けてしまうと小さく 消え行ってしまった俺は週初めから塾が 酔いを始めることになっている毎日頑張っ た自主トレがなくなった途端時間と体力が 反例これからのことなんて全く見えなく なった俺は学校帰りそのまま電車に乗って 塾まで行くその塾は兄貴が通ってた塾で 兄貴も俺と同じ高校の野球部だったんだ 野球を辞めてからの兄貴の会心劇は俺の 記憶に新しいそれに続けと言わんばかりに 親がその塾に行くことを決めた俺兄貴 みたいにできるかな駅の西口を出ると学生 が突然多くなる俺みたいに制服を着た高校 生がぞろぞろ 方向に歩いていたまずは腹ごしらえだよな マックを食べていたら後ろから声をかけ られるいち君はい嫁子が立っていた制服の ままってことは俺と同じかなもしかして 進学塾えもしかして私と同じかな俺は まるまる塾だけどあ同じだねでも私は美術 だから校舎は違うと思うだけどなんか 嬉しい同じ学校の人と会うなんて初めて それから一緒に座ってマックを食べながら 気になっていたことを聞いた負けたけど 応援してくれたんだよな面木ねえうん

あんなに声出したの初めてかもいち君 すごくかっこよかった勝ち負けなんてどう でもいいいち君の姿を目に焼きつけただけ で私は幸せえ俺は嫁子の言ってる意味が今 1つ理解できない俺の姿を目に焼きつける それってどういう意味時間になったので それぞれの校舎に向かうまた会えたらいい ねうんじゃまたなその日はそれで別れただ けど次の日学校に行くとクラスメイトが ベランダにいる俺を呼んだ嫁子が俺を探し てるって言うんだえ急いで廊下に出ると 嫁子がにっこり笑いかけたいち君今日の塾 一緒に行かないえああいいよじゃあ商工口 で待ってるねううん俺は嫁子に誘われた まあデートじゃないから大したことはない けどなでも急にどうしたんだろう俺と嫁子 ってそこまで仲がいいとは思ってなかった んだけどな授業が終わって下駄箱にいたら 嫁子に声をかけられた急に誘ってごめんね 実は降り行って話したいことがあってえ なんだなんだ急に話があるなんてこ れってもしかして俺の胸は急にババしてき たいきなり告白なんてされたらどうしよう 2人で並んで歩いたら学校の奴らが 振り返ってみてる恥ずかしいというよりは ちょっと男明りってやつ駅までの道で嫁子 が話を切り出した私が絵の制作やってるの は知ってるでしょうん美術室にあったやつ だろそうそのことなんだけど実はあの絵 いち君がモデルなんだよねへええ俺が モデルえっと話せば長くなるんだけど聞い たところ嫁子ははめダビで像を書いていた だけどあの雨の日に教室で俺の裸を目撃し てから生身の人間を書きたいと思った らしい記憶を頼りに俺を描いているけど どうしても実際の俺が見たいそこで俺に モデルをやってくれないかって頼んできた んだえだだけどあの絵って裸だろもちろん 俺に裸になれってことうんだってさいち君 の体って本当に綺麗なんだもん金星取れ てるしダビデ像よりいい戦行ってるかもだ だけどそれは困るな俺母親にだって裸は 見せない主義なんだえそうなのもったい ないな恥ずかしいから当たり前だろ裸を人 に見せるなんて露出教でもあるまいしそう なんだがっかりでもただでお願いしようと は思ってないよお礼はちゃんと考えている から礼うんいち君のお願いも聞いてあげる だから取引しよこれは潜在一宮のチャンス なのよチャンス私ねいち君を書いててビビ ビってきたの美術店に出してみたいねだ からお願い私に協力してください電車を 降りた俺と嫁子は駅の西口では別れる画材 屋で買い物するという嫁こみを送った俺は 彼女から言われたことで頭がパンパン絵の

モデルってつったってるだけでいいのかだ けど前も隠さずにそれ絶対無理だろう話に ならんと思った俺は嫁子に断るつもりでい たそれなのに学校では文化祭の準備が着々 と進められている俺のクラスはハエルを テーマにしたアーティスティックスペース 模擬店をやるクラスもあるしステージでは 軽音楽部や融資のバンド演奏思ったより 森沢さんの出し物で生徒会の嫁子たちも 忙しそうに動いているその日も塾に行くの は嫁子と一緒モデルの相談を受けてから 断り続けているんだけど嫁子はなかなか 諦めないだからねまずは美術部として文化 祭の展示に出品したいわけもうほとんど 完成に近いのよ最後に本物のいち君と 見比べて手直しすれば完璧お願い一生のお 願いだから何度言われても無理今日は奮発 するわこれからファミレス行こステーキで もピザでも何でも奢るからね別に腹減って ねえし俺がそう言ったら嫁子は電車の席に 座ったまましと下を向くそのまま喋らなく なって気まずい雰囲気になった分かった 今回は諦める無理言ってごめんえ美術店 諦めんのか嫁子がうんと頷いたでもそれっ て嫁子にとって大事なことなんだろ絵の 甲子園みたいなことなんだろどうかなわか ないいち君も甲子園目指して野球やってた んだよねそうだ結果はあれだけどなだけど その目標があるとないとじゃ大違いだろ 燃え尽きるまでやってみたいもんな最後は 負けて悔しかったけど野球やったことに 全く食いはないそうだよね試合の時のいち 君の顔は最高だったよ今でもちゃんと覚え てるもんそっかありがとう俺の最後の野球 を嫁子はちゃんと見ていてくれたそう思っ たら俺も嫁子のことちゃんと見届けなきゃ なって自然に思えた次の日俺は嫁子に朝1 番でそのことを話したんだ俺やるよなんか 悪かったな最初からこう言えばいいのに 本当本当にいいのねうんやったその週末俺 は学校の美術室じゃなくて嫁子の家に呼ば れた嫁子もさすがに学校ではまずいって 思ったのかな今日は誰もいないから緊張し なくて大丈夫だよ私の部屋鍵もかけられる から誰が来ても平気だしいち君は意外と 恥ずかしがり屋さんだもんねいやいやいや それが普通の感覚だろ自分が裸だったら どう思うわけうんイメージわかないな嫁 この部屋に置かれた大きなキャンバスが イーゼルに乗せられるそれを前に嫁子が白 がスタンバイ俺は恐る恐る服を脱いで上 半身裸になったうんいち君素敵腹筋が ワッフルみたいえっとマジで下も脱ぐ 当たり前でしょ何のためにここまでできた のはい少々ためらいは隠せないけど俺は

パンツを脱ぎ捨てたすると嫁子が立ち位の 指導を始める真正面じゃなくてちょっと 斜めそうそう顔はこっち向けてくれるうん いい顔いち君てイケメンよね今風じゃなく て昔のイケメンそんなの知るかどうやら ポーズが決まったらしく嫁子が静かになっ た絵の具の匂いと嫁子が動かす筆の音 締め切った部屋には俺と嫁子が2人だけ その時気づいた部屋の隅には嫁子のお姫様 しようみたいなベッドがあるすると俺の頭 の中が急にそこんとこにフォーカスし出す 礼くれるって言ったよな俺嫁子が欲しいか もそしての俺を嫁子が見ているうん困った ことになったぞ俺のがこの シチュエーションに反応を起こすのは自然 の流れままずい手で隠したら嫁子に気づか れるいや隠さなくても気づかれるかすると 嫁子がいきなり俺にタオルを投げた今いい ところなんだから動かさないで大きくし ないでそんなの無理それでもなんとか 書き上げた嫁子は出来上がった絵を俺に 見せてくれた自分の姿見てどううんどう だろ意外といい戦行ってんじゃね文化祭の 美術部の展示に嫁この絵は無事間に合った 誰もモデルが俺だなんて気づく人はいない の俺と嫁こののシチュエーションは刺激が 強すぎて想像の息をはかに超えているその 裏で俺と嫁この距離はまんまと近づいた 嫁子に恥ずかしいところを散々見られた俺 には何1つ隠すことなんてなくなったん だろうな降参の夏休み俺は嫁子にすんなり と告白嫁子好きだ嫁子はすぐに返事をくれ た私もいち君が好き嫁子の書いた俺の絵は 高校生の美術店に出品されてめでたく入賞 思い出として今も部屋に飾ってある受験に 望む前俺たちは2人の設計図を作ったその おかげでスムーズに事が運んだように思う 俺は履行学部に合格して嫁こも代2進学 大学時代は心置きなく恋愛時代を楽しみ 現在俺は機械メーカーに嫁子は学芸員とし て美術館に勤務している生徒会長だった 嫁子以外と土地で天然男に免疫なんて皆無 で女に免疫無の俺と同じだった俺は野球で 嫁子が油へ目標に向かって進むところも似 たも同士かもなそして俺たちの次の目標は 小作りだこればっかりは予定通りに行か ないかでも目標があるのとないのでは 大違いただ漠然と生きるより喜びが断然 大きいと思う以上が俺たちのちょっと 恥ずかしい馴染めだ終わりよければ全てよ しってことでご承のいただければ幸いだ 高一の春身体測定で偶然美人元子役同級生 の女子の裸を見てしまった俺まさかあんな 結果になるなんて想像もつかなかった俺は 高校に入学したばかりの男子高校生

ウキウキしているはずの入学式初日俺は 自分の教室に入って暗い気持ちになったと いうのも俺のクラスは体格が良くてかっこ いいやが多い俺は太っていることが コンプレックスで中学時代も見た目を いじられることが多かっただから自分なり にダイエットもしたんだがうまくいかず 結かリバウンド高校では俺みたいな奴が いればと淡い期待を持って入学したが俺の 期待は見事に砕かれたよう肉まん相変わら ず丸いフォルムだな肉まんもうあだ名が ついたのかとショックを受けていたこの 時点でいじられキャラになったなと確信し た俺は落ち込むのもアホらしくなって 振り切ることにしたその日から俺は太って いることを象徴するようなあだ名ばかり つけられたしかし振り切ったおかげのせい か友人がすぐできた中学時代はなかなか 友人を作ることができず1人で過ごして いることが多かったからコンプレックスを いじられてもあまり悲しい気持ちにならず に済んだ入学式から数日後年間行事予定表 が配布されたさらっと目を通してみると俺 が最も嫌いなイベント身体測定があった 振り切ってるとはいえもしここまで似痩せ られたら俺を馬鹿にしている奴らを 見返せる俺は再びダイエットを決意した しかしリバウンド経験があるとダイエット に対して空になってしまうだからと言って 今のままでは現状維持でしかないそこで俺 は市民体育館へ行くことにした市民体育館 は安い料金でトレーニング事務を利用 できるという噂を耳にしたことがあるから だ俺は自宅へ帰ってから急いで着替え市民 体育館へ向かったとりあえず見学という ことでジムを見せてもらい料金の説明を 受けたが料金が安く都度払いができると いうことからすぐに利用させてもらうこと にしたジムにはトレーナーがいてあれこれ 指導されものだと思っていたがトレーナー はおらずトレーニングマシンが置いてあっ て1人で黙々とやるようになっている トレーニングマシンなんて漫画やアニメで 見たことあるくらいでしかない俺はどれ からやっていいのか分からなくてその日は ランニングマシンで走っていた トレーニング語は見よう見真似でコンビニ でプロテインを買ったこれなら続けられ そうだと思った俺はその日からジムへ通う ようになったジムへ通うようになると自然 と食事にも気を使うようになっただから 学校での昼食でもサラダチキンやサラダを 食べていたそんな俺の昼食を見たクラスの 男子が肉まんダイエットでもしてんのか やめとけやめとけ大して変わってねえから

おいみんな見てみろよデブがなんかやって んぞと大声で話すもんだからクラス10の 視線が俺に集中した俺のことなんてほっ とけよ俺の勝手じゃねえかと思いながら俺 は俯いた肉まんはそんなの食っても腹 いっぱいにはならねえだろ俺の歌パンでも 分けてやるよクラスの男子がそう言うと クラスのあちこちでクスクスと笑う声が 聞こえた俺は恥ずかしくなってダイエット しても無意味なのかなと感じてしまった 太ったままでいればこんな恥ずかし目を 受けなかったかもしれないけどもしここで ダイエットをやめてしまえば今頑張って いることが無駄になる今までと何も変わら ないだろと俺は自分をこしてその場はなん とか耐えたその日から俺のダイエットは よりハードになジムや食事制限だけでなく ジムを終えてからはロードワークへ行っ たり自宅で自重トレーニングをするように なったそのおかげで身体測定当日俺は ダイエットに成功運動部の奴らのような 引き締まった体になったクラスの男子から は驚かれ俺をいじっていた奴らは俺を見る なり顔を引きつらせていたそれもそう だろう俺の方が奴らよりたくましくなって んだからな俺はこの瞬間ダイエットをして よかったと心底感じたお前すげえ痩せたな 正直男から見てもかっこいいよと賞賛され 俺は生きよようとしていた人通りの身体 測定を終えみんなより先に教室に戻って 軽食を食べようとしていたダイエットを 始めてから1日5食に買え大体10時 くらいに何か軽く食べるようにしている 身体測定は学生服から体操儀に着替えるん だが女子は各教室男子は視聴確室で 着替えるようになっている俺の教室は身体 特定が行われている教室から離れていて 廊下には誰もいない教室からも話し声が 聞こえないし急いで感触用のプロテイン バーを出して皆がいるところに戻ろうと 思った教室の扉を開けると女子が着替えて いたなんとは言わないががっつり見えて しまったごめん俺はそう言って勢いよく扉 を閉めた着替え中の女子は声1つ出さない で俺の方を見てフリーズしているようだっ た間違いない着替えていたのはゆだ裕子は クラスでも12を争うほど美人で男子の 競争率が高いあまり話したことはないが 綺麗な顔立ちをしているなと思っていた うわやっちゃったよでもわざとじゃないん だよな太ってることでいじられなくなった と思いきや今度は別件でいじられるかも しれないなんてけど廊下には誰もいなかっ たし教室にも裕子しかいなかったきっと 大丈夫だ忘れれば大丈夫だ俺は冷やせを

流しながら平常心でいらように自分自身に 言い聞かせたとりあえず裕子に謝ろう謝っ たらきっと許してもらえる俺は裕子が教室 から出てくるのを待ったしばらくすると 裕子がそっと教室から出てきたああのさ さっき俺が謝ろうとした瞬間裕子は俺の顔 を見るなりぎょっとしたような顔になって 走っていってしまったそりゃそうだよなと 思う反面俺の学校生活終わったとこの時 確信した案の定翌日から俺は覗き間や演出 者と言われるようになったそんな呼ばれ方 をするくらいなら肉まんの方がずっと 良かった前は特定の男子だけに肉まんと 呼ばれていたが今回はクラス全員いや学年 中から白い目で見られるようになった自分 の席に座っているだけで女子の陰口が 聞こえるさらに俺と女子が目が合えば目が あったんだけどキモという声が聞こえて くるさすがに精神的ダメージが大きくて俺 は保健室へ行ったり秋教室を見つけては 授業をさぼるようになった親に心配かけ たくないから不登校という選択肢は俺には なかったその日も俺は校舎裏で生物の授業 をサボっていたそろそろ授業出ないと次の テストやばいよなと感じつつ俺は校舎裏で スマホゲームをやっていたまたサボりか いい加減授業でないと次のテストで赤点に なるぞお前こそ今授業中だろ俺はいいんだ よお前と違ってほぼも需要出てるからな 憎まれ口を叩いているが友人なりに俺の ことを気にして様子を見に来てくれたよう だった素直にそう言わないが俺はこのたい もない時間が嬉しかった教室で話すと友人 にも俺のきのこが飛ぶかもしれないからと 思いかけていたから久しぶりに話せて 楽しかった気がつくとチャイムがなり校舎 内が騒がしくなったそろそろ俺教室に戻る わお前も来れそうなら来いよ分かってるよ ありがとなその時だった最近のきま学校来 てないよね警察に捕まったりしてアリエル つあんなや来なくていいしあいつが来ると 安心して学校来れないから俺はそんな風に 思われてるんだと思い明日から学校へ来る のをやめようと思った友人はその場で すごく心配してくれたが俺はすぐにでも その場から離れたくて友人には平然をよい 次の授業が始まってから家に帰った俺の親 はシングルで母親は朝から晩まで仕事に 行っているだから家に帰っても誰もおらず 俺は部屋で1人落ち込んでいた翌日からは 母親に体調が悪い嘘をついたり行きたく ないとだだをこねたりして学校へ行かなく なったしかし友人だけが時折り様子を見に 来てくれた俺が覗きまといレッテルを貼ら れていると知りながらもこうして会いに来

てくれることが嬉しかったそれになんで俺 が覗き間と言われているのか理由は噂で 分かっているだろうが友人から噂について 触れてこようとはしなかった俺はずっと 不思議に思っていた俺が逆の立場だったら 2人きりのタイミングで聞いてしまうと 思うけどこいつは気にならないのかだが俺 からこの話題に触れるのもかなりのリスク が俺は友人と話しながら脳内でどうしよう か考えていたすると友人は軽く微笑見 ながらそんな心配しなくても俺から聞く ことはないよと唐突に言ってきたお前が俺 に話したくなったら話してくれ俺はそれ まで待ってるから俺は友人からの思いも よらぬ言葉に衝撃を感じたがそれと同時に 友人の優しさが染みて泣きそうになった こいつはずっと俺のことを心配して気にし ていながらも俺が話したくなるのをずっと 待ってていてくれたのかと事実なんて誰に 話すつもりもなかったしことが落ち着く までこのままでいいと思っていたがこの ままでは友人に申し訳が立たない俺は意を 決して真実を全て話した友人は静かに俺の 話を聞いてくれた俺が話終わると友人は首 をかしげたどうしたんだいや俺が聞いた話 とやっぱり違うなと思ってな噂にはおひれ がつくもんだそりゃ変わるのだって当然 じゃないかいやそうじゃなくてさお前は 謝ろうとしたんだろけど俺が聞いたのは お前が待ち伏せしてそうとしたって聞いた ぞ俺はかなり驚いた正直あることないこと 言われてるんだろうと思ってたし噂の内容 なんて何でもいいと思っていただがあまり にも駆け離れすぎている第1俺がそんな ことするわけないけどそんな噂が流れて いれば女子は俺を軽蔑するのも当然だな俺 は自然と納得することができた多分お前の 言っていることが事実なんだろうないや おかしいなとは感じてたんだよそんなこと するようなタイプじゃないしそもそも教室 でかよっと思ってな俺は友人のその言葉を 聞いて安心した1人でも俺の話を信じて くれれば友人だけでも理解してくれれば それでいいと思ったしかし友人は違った ようだった俺の話を信じてくれた友人は 真実をきちんと伝えないといけないと言い 出したいやいいよそんなことしなくてお前 だけが分かってくれればそれでいいから よくないその噂のせいでお前は学校に来れ なくなったじゃねえかせっかくかっこよく なったのにこんなことで学校へ行けない なんなんて悔しくないのか俺は学校でも今 みたいにお前と話したいだから俺は噂が嘘 だってちゃんと言いたい友人の言葉は 嬉しいし学校へ行けるようになれたら本毛

だしかし周りが友人の言葉を信じるだろう か今度は友人がターゲットにならないかが 心配だったお前にきのこが言ったらどうす んだよ来るわけないだろ俺を信じろ絶対 大丈夫だからなどうやら友人には何か策が あるらしい正直すごく心配だが俺は友人の 言葉を信じることにした翌日友人は教室へ 入るなりクラスのムードメーカーがいる 男子グループと接触し噂が虚偽であり真実 はこれだと話したらしいすると最初は否定 されたもののよくよく考えてみると噂の 内容がおかしいということに気づいた らしく友人の言葉を信じてくれたらしい クラスのムードメーカーは男女ともに友人 が多いそのため勝手に真実が広まると友人 は考えたらしい友人はその後もクラスの仲 いい男子に噂の真実を言いまくったらしく 気がつけば学年の男子中に噂の真実が生き 渡ったようだったどれほどのやが友人の 言葉を信じたのか分からないが友人曰く クラスの男子側は信じてくれたらしい俺は 友人のコメ力と行動力にびっくりしたあれ から数日後友人は相変わらず俺の様子を見 に自宅に来てくれるんだがその度に早く 学校に来いよもうお前が戻ってきても 大丈夫だからと言われるようになった友人 の言葉は嬉しいがあくまで男子側でしか 信じてないわけだし女子側は俺を嫌悪の まなざしで見るやばかり正直行気になれ ない俺がどうしようか迷っていると不安 だろうが前とは状況が違う何か言われても 俺がいるし俺から見ればお前は被害者だだ から自信持てよと言ってくれた俺は友人の ここまでの努力を踏みにじるわけには行か ないよなと感じ学校へ行く決断をした翌日 俺は久しぶりに投稿した俺の家から学校 までは自転車で20分程度途中学校の 最寄り駅の踏切りを通るんだが偶然同じ クラスの女子がいて俺と目があった瞬間 びっくりしたような顔をしていた下駄箱で 上靴に履き替えていると同じクラスの女子 が何人かいて俺を見るなり足早に教室へ 向かったようだった予想はできていたし前 にも同じようなことがあったが久しぶりに 間のあたりにすると精神的に来るな やっぱり来ない方がと思っていると後ろ から友人が声をかけてくれたやっと来たか 遅いぞおおうそんな暗い顔すんなよ自信 もて何か言われてもお前は被害者なんだぞ 友人のその言葉を聞いて自信をモと自分に 言い聞かせた教室の扉の前に立つと少し足 がすんでしまった男子側の誤解はほぼ溶け たと言っていたがそれは本当だろうか周り の視線が前となんら変わってない気がする のは俺が気にしすぎだからか教室の前に

来るだけでも視線が痛かったのに教室に 入ったらもっと冷たい視線を感じるんじゃ ないのかしかしここまで来て帰ってしまう のは友人の顔に泥を塗っているような気も する俺は覚悟を決めようと教室の扉の前で 立ち尽くしているといつまでそうしてんだ よほら行くぞ友人が彼の方に腕を回し教室 の扉を開けた教室に入ると女子からは やはり冷たい視線を感じるがクラスの男子 は俺に普通に挨拶してくれた中には普通に 話しかけてくれる奴もいて友人の言ってい た通りだと実感した廊下を歩いていても 教室にいても女子が俺のことを話している 声は聞こえてきたが友人を始めクラスの奴 らが普通に話しかけてくれることが嬉しく て俺は女子の陰口など気にならなかった それから俺は学校へ行くようになった最初 の数日間は楽しいとは言えどフラッシュ バックしたり女子とすれ違うだけで目を 泳がせてしまっていたしかしそこから数 週間後いつの間にか噂は消えて女子からも 普通に話しかけられるようになった俺自身 毎日が楽しくて噂のことなど忘れていた ある日の下校中いつものように自転車に 乗って帰っていると女子が金髪の男性に 絡まれているのを見かけたおそらく大人の 男性だし女子1人では何かあった時立ちち できないとはいえ血は喧嘩だったら俺は 口出しできないそうこ考えているうちに俺 は家の近所まで来てしまったあここまで来 てしまったし俺が行かなくても誰か助けて くれるだろと思ったがどうしても気になっ て急いで自転車の向きを変え来た道を走っ たすると女子と金髪の男性はまだ話し合っ ているようだった俺は近くに自転車を止め てできる限り2人に近づき物影から様子を 見ていた本当何なんですかどいてください ゆうこちゃんでしょ俺と写真撮ってよ ゆうこちゃんってこの辺の学校に行ってん だねほっといてください警察呼びますよ ファンに対してあんまりじゃないネットに 拡散しちゃうよちょっとやめてください じゃあ連絡先交換してよそしたら今日は 帰るからちは喧嘩じゃなさそうだなつか なんでゆう子のこと知ってんだどういう 関係か知らないけどネットに拡散とか物騒 なこと言ってるしなんとかしなきゃそう 思った俺は作戦を練ったしかししばらく 考えてもいい案は思い浮かばないし通行人 か誰かが助けた瞬間に加担しようと見守っ ていたがちらっと2人の方を見るだけで何 もしない走行しているうちに裕子の手首を 金髪の男性が掴みどこかへ連れて行こうと していたやばい俺がそう思った時足が勝手 に走り出したなんだよてめえこ困っててる

でしょお前に関係ないだろどっか行け内心 めちゃくちゃ怖いし喧嘩なんてしたことが ない俺にとっては逃げ出したい気持ちで いっぱいだったお俺は裕子のか彼氏だだ から裕子の手を離せ俺は自分で何を言って んだとツッコミを入れていたがこうでも 言わないとこの男性はどっか行かない だろうと思ったちらっと裕子の方を見ると 裕子も目をまんまるにしていてびっっくり したような顔をしていたお前が彼氏なわけ ないだろとにかく俺たちを取り込み中だっ たんだよお前が邪魔でことが進まないわけ 分かる早くどっか行ってくれおお取り込み 中って何してたんだよ俺には知る権利が ある俺がそう言うと金髪の男性は大笑いし ながら裕子の手を話したお前みたいな頼り なさそうな男が伝説の子役の彼氏なわけ ないだろ伝説の子役何の話だ俺がびっくり したような顔をして裕子の方を見ると裕子 は苦虫を噛み潰したような顔をしていた俺 はゆう子とこれから仲を深めようとしてい たんだなのに邪魔しやがってどっか行って くれ金髪の男性が裕子に近づこうとすると 裕子は俺の後ろに隠れるようにして下がっ てきた裕子は嫌がってるお前こそどっか 行けゆうこちゃんゆっくり離せる場所へ 行こうこっちにおいでよ金髪の男性が 猫撫で声で裕子に問いかけるが裕子は俺の 後ろから出てこようとしなかったふん じゃあ今日のところは帰らせてもらうよ 近いうちにまた来るからじゃ金髪の男性は そういいその場を去っていった俺は緊張の 糸が一気に切れその場で座り込むような 体勢になった大丈夫ああうんありがとう 裕子はほっとしたような顔をしていた俺は しばらくその場で入れ込んでしまい裕子は ずっと付き添っていてくれた帰ってくれて いいよいや一緒に帰りたい今1人は ちょっと怖いしあそうだよなと思った俺は すぐに立ち上がり裕子を家まで送っていく ことにした裕子の家は学校の最寄り駅から 2つ先の駅まで行きそこから徒歩15分俺 は女子とあまり話さないからこういう時 どういう風にしていいのかわからない裕子 も気まずそうにしていて俺たちは裕子の家 に着くまで無言だったじゃあまた明日な俺 がそう言って帰ろうとするとちょっと 上がって話さないと裕子が言ってきたなん となくその理由は予想ついたから俺はお 邪魔させてもらうことにした俺は裕子の 部屋に通されさっきの金髪の男性が言って いた子役のことについて話してくれたどう やら裕子が子役をしていたのは小学校の4 年生までで親が勝手に芸能事務所に履歴書 を送り初めはエキストラとして出演してい

たらしいそこから映画のヒロインの幼少期 のキャラになったりとどんどん同格を表し たんだそうだある日裕子の熱烈なファン から小学校の下校中に追いかけられたり クラスメイトに調子に乗っていると言って いじめられたりしたらしく芸能界を引退し たらしい裕子にとってはもう過去のこと らしいが金髪の男性は裕子のファンのうち の1人だったようだ今までにもこんなこと は度々あったんだけど今日みたいな強引な 感じは初めてでそうだったんだだから子役 のこと誰にも言わないで欲しいの学校で 知られて今の学校生活が変わるなんて嫌だ から安心して誰にも言ったりしない俺こそ 勝手に彼氏とか言ってごめんなうん 嬉しかったありがとう裕子は優しく微笑み ながら俺にそう行ってきた俺の胸はこの時 大きく跳ねた俺は言うことの話を終え自宅 に帰った翌日教室へ入ると何やら女子も 男子も俺の方をニヤニヤしながら見てきた 不気味な感じはしないが気になった俺は 友人に訪ねてみたなあなんで皆俺のことを 見るんだ俺なんかしたかお前友達の俺にに も言わないとか水臭いぞは何のことだゆう ことと付き合ってんだろ俺はびっくりした のと意味が分からないので頭の中が混乱し たいやいや待て待てなんでそうなってんだ よ第1俺と裕子は付き合ってないとぼけ やがって照れなくていいんだぞ照れても ないしとぼけてもない俺からすれば身に 覚えがないんだお前が昨日通学路で裕子の 彼氏って言ってたって聞いたぞ友人のその 言葉を聞いた瞬間俺はゆでダコのように顔 を赤くしその場にしゃがみ込んだやっぱり そうなんじゃねえか友人はそう言いながら 笑っていたが俺は裕子に申し訳ない気持ち でいっぱいだったとりあえずこの状況を何 とかしなきゃと思っていると裕子が教室に 入ってきた裕子の周りにクラスの女子が 集まり黄色い声で騒いでいるとああそれは 誤解よという冷静な裕子の言葉が聞こえた その場で裕子が女子の誤解を解いていて噂 を広めた反人も分かったどうやらクラスの 女子があの時の現場を見ていたらしくその 時に俺が彼氏なんて言ったもんだから間に 受けてしまったらしいひとまず今回はすぐ に噂の日が進化して良かったと思ったと 同時に今度は発言に気をつけなければと 自分の中で強く思ったその日から俺と裕子 は少しずつ話すようになった最初の頃は俺 と裕子が話しているだけで男子の数命や 友人がニヤニヤしていたがそれも気がつい たらなくなっていて2学期が始まった頃に なると自然と裕子のいる女子グループと俺 と友人はつむようになった休みの日には

みんなで出かけたりシルバーウィークには 県外にあるテーマパークへ行ったりした ここのテーマパーク昔撮影できたことが ある今その話して大丈夫なのか誰かに聞か れたり大丈夫だよ何かあっても一致が助け てくれるでしょまあそりゃふふ俺は裕子の 言葉にドキっとしたが裕子は俺の方を見 ながらクスクス笑っていたこれまでにも何 度も裕子の笑顔を見てきたがやっぱり 可愛いできることなら俺の前だけで笑って 欲しいと思うようになったそう俺は裕子に 惹かれていたんだけど裕子は違うかもしれ ない裕子は別に好きな人がいるかもしれ ないそれに告白して今の関係が崩れるのも 嫌だそう思った俺は誰にも打ち明けること なくひっそり裕子に片思いしていたそんな 楽しい日々を過していたある日の昼休み いつものメンバーでご飯を食べていると みんなに言わなきゃいけないことがあると 友人がいきなり言い出した俺は気になり 友人の方を見ると俺は実は彼女ができたん だと言い出した相手は裕子の友人お めでたい報告に俺たちは祝福した仲いい グループにカップルができると不思議な もんで同じようにつんでいても2人の空気 だけが違うように感じるけど俺は嫌な気分 にはならなかかったむしろ新鮮さがあって 面白いと思っていた友人の交際報告から数 ヶ月後季節はクリスマス俺たちはいつもの メンバーで出かける予定イルミネーション を見に行こうと計画していた イルミネーションは地方の花畑で クリスマスシーズンになると綺麗なライト アップが見れる友人カップルは花畑につ なり別行動と言い出し俺は言うことと2人 きりで過ごすことになったこうなるなら 最初から2人で行けばいいのにそうだね けどみんなで行きたかったんだよ俺と裕子 はたいもない会話をしながら イルミネーションを見て回ったすると目の 前にベンチを見つけ少し休憩することにし た宝石散りばめたみたいで綺麗だねマジで 綺麗だよなすると突如裕子が真剣な表情に なり俺の前に立ち背中を向けたいちさ好き な人っているの突然の裕子の質問に俺は 動揺したななんだよ突然いいじゃないそれ でいるのいるけどそうなんだ裕子は切な そうに呟いたゆ裕子はいるのかいるよ 大好きな人裕子は若干声をふわせながら俺 の質問に答えてくれたその人はね前に私の ことを助けてくれたのそれから意識する ようになって気がついたら好きになってた そうなんだ俺以外にも有子を助けた人間が いると思ってかなりショックを受けたけど ねその人本当は弱いんだよ彼氏なんて嘘

ついて体ガチガチにさせて裕子は笑い ながらそう言っていた俺のこの時にもしか してと感じたすると裕子は俺の方へ 振り返り両目に涙を浮かべながら私ね そんな一致が好きなの一致に好きな人がい るって知っても一致がいいんだと言って くれた俺は有効抱きしめた俺が好きなのは 裕子だよやっと思いを伝えることができた 俺と裕子はずっと前から両思いだったんだ な俺がそんなことを思っていると裕子は俺 の腕の中で静かに泣いていたその日から俺 と裕子は付き合うことになった友人がい なかったら裕子と付き合うなんてまずあり えなかっただろう頭が上がらねえなこれで あの金髪の男性にも馬鹿にされることなく 胸を張って彼氏と言えるこれからは俺が 有子を守って大切にしていこうと 思う

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